エレオノラ・アバニャート
タイターニア
パリ・オペラ座バレエの舞台映像を映画館で上映するシリーズの1本。シェイクスピアの喜劇を原作にしたG・バランシン振付の作品。セットと衣装は、ファッションデザイナーのクリスチャン・ラクロワが手掛けた。6人のエトワールを配した豪華キャストが見所。2017年3月の公演を収録。
アテネの近くの森。妖精王オベロン(ユーゴ・マルシャン)と女王タイターニア(エレオノラ・アバニャート)は、さらってきた美しい少年を巡って仲違いをする。オベロンはパック(エマニュエル・ティボー)に命じ、タイターニアのまぶたに媚薬を塗らせることに。この媚薬には、目を覚まして最初に見たものに恋してしまう効果があった。ところが、パックは森で眠っていた若者たち、ハーミア(レティシア・プジョル)、ライサンダー(アレッシオ・カルボーネ)、ヘレナ(ファニー・ゴルス)、ディミトリウス(オドリック・ベザール)にこの媚薬を塗ってしまい、彼らの関係があべこべになってしまう。また、パックは森に来ていた職人ボトム(フランチェスコ・ヴァンタッグロ)の頭をロバに変えてしまい、目を覚ましたタイターニアはこのロバに恋をする。少年の問題が解決すると、オベロンはボトムの頭を直し、タイターニアにかかった魔法を解いて仲直りをする。若者たちの魔法も解かれ、関係が修復される。『結婚行進曲』とともに華やかな踊りが展開される。
タイターニア
オベロン
パック
ハーミア
ライサンダー
ヘレナ
ディミトリウス
ヒッポリタ
テーセス
ボトム
タイターニアの騎士
パピヨン
ディヴェルティスマン
ディヴェルティスマン
指揮
音楽
舞台美術、衣裳
照明
ソリスト
ソリスト
振付
コーラスマスター
[c]Paris Opera Ballet
[c]キネマ旬報社