女性として生まれたが、男性として生きたいと望んだ1人の若者の9年間の変化と成長を映すドキュメンタリー。13歳のときに性同一性障害と診断された小林空雅さん。17歳で出場した弁論大会で男性として生きていくことを宣言。そして20歳で性別適合手術を受ける。2019年、NHK BSで放送された『僕が性別“ゼロ”になった理由』の全長版。同年の東京ドキュメンタリー映画祭にて『空と、木の実と。』のタイトルで上映、観客賞を受賞した。
ストーリー
女性として生まれたが、幼い頃から自分の性に違和感を持ち続けていた小林空雅さん。13歳のときに性同一性障害と診断され、17歳で出場した弁論大会では700人もの観客を前に、男性として生きていくことを宣言。そして若干20歳で性別適合手術を受け、戸籍も男性に変えた。空雅さんは、78歳で性別適合手術を行い女性となった八代みゆきさん(95歳)、男と女に二分される性に違和を感じ、自ら「Xジェンダー(性別なし)」であることを明かして性の多様性を伝える中島潤さん(26歳)らと出会い、改めて自身の性について見つめ直すのだった……。
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ニュース
作品データ
- 製作年
- 2019年
- 製作国
- 日本
- 配給
- Musubi Productions
- 初公開日
- 2020年7月24日
- 上映時間
- 84分
- 製作会社
- Musubi Productions
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]2019 Miyuki Tokoi
[c]キネマ旬報社