ホセ・フェラー
Major Stringer
今次大戦におけるイギリス海兵隊の活躍を描いたジョージ・ケント原作の映画化。脚本はブライアン・フォーブスと「別動隊」のリチャード・メイボウム。「我が心に君深く」のホセ・フェラーが「もず」に続いて監督・主演した。撮影は「赤いベレー」のジョン・アディソン、音楽指揮は「島のならず者」のミューア・ファーラーの他、「文化果つるところ」のトレヴァー・ハワード、「その後に来るもの」のドーラ・ブライアン、ヴィクター・マダーン、アンソニー・ニューリーなど。アーヴィング・アレンとアルバート・R・ブロッコリが共同で総指揮を取り、フィル・C・サミュエルが製作を担当した。ウォーウィック・プロ製作によるテクニカラー。1955年作品。
第二次大戦中の話。ボルドーのドイツ艦隊を攻撃する為に英軍首脳は秘策を練った。ストリンジャー少佐(ホセ・フェラー)は潜水服に身を固めたフロッグメンを出動させ、海中から敵艦に爆薬を仕掛けるという案を考え出した。訓練が始められた。非戦闘員副官のトムソン大尉(トレヴァー・ハワード)はこの案に反対であった。最初は大尉のいうことに耳をかさなかった少佐も、訓練の失敗を見て、その忠告をいれ、計画を練り直すのであった。訓練が終り、ボルドーに出発の直前、隊員のラドックの脱走事件が起こったが、ストリンジャー少佐の機転で大事に至らず、一行はボルドーへ向かった。ボルドーに近付いた時、彼らの乗った潜水艇はドイツの哨戒艇に攻撃された。隊員のローマスが負傷したのでトムソン大尉が代わりに参加することになった。一行は潜水艇から5隻の円筒艇に乗り込み、ジロンド河をボルドーめがけて上がることになった。途中、艇が転覆したり、ドイツ側の攻撃に倒されるものが続出して結局残ったのはストリンジャー少佐とクラーク、トムソン大尉にラドックの4人になってしまった。敵艦に肉迫した2組は、それぞれ艦底に時限爆弾を仕掛けた。ストリンジャー少佐とクラークは岸に退避したが、さらに巨大な敵艦を発見したトムソン大尉の組は港内深く進んだ。やがて大爆発が起こった。トムソン大尉の組は、遂に独艦と運命をともにした。ストリンジャー少佐とクラークは、ピレネー山脈を越えてスペインに入り、5カ月後にロンドンに帰り着いた。
Major Stringer
Captain
Myrtle
Sergeant Craig
Marine Clarke
Marine Ruddock
Marine Stevens
監督
脚本
脚本
原作
指揮
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
撮影
作曲
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