デイル・ロバートソン
Rogers
スティーヴ・フィッシャーのシナリオを、TV「ボナンザ」のウィリアム・F・クラクストンが演出した西部劇。製作はTV「ローハイド」のA・C・ライルズ、撮影はレスター・ショアが担当した。出演者は「大酋長」のデール・ロバートソン、「マクリントック」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「死の脱獄者」のウィリアム・ベンディックス、「ハタリ!」のブルース・キャボット、「硫黄島の砂」のジョン・エイガーの他、ビル・ウィリアムズ、ケント・テイラー、リチャード・アーレンなど。
1889年、カンサス州。やくざの親分ストーン(バートン・マクレーン)は息子が殺人を犯したため、判事を脅して有利な判決を得るため、ガンマンを呼んだ。シェリフのエドにも流れ者が町に入ったことが知らされた。ロジャース判事(デール・ロバートスン)は当裁判の担当者だったが、流れ者たちは兄弟でその1人がかつてロジャースの判決で死刑を宣告されたことをうらんで命を狙っていた。ロジャース自身もライルという男に3年前父を殺され、まだ復讐をとげていなかった。そのライルもストーンに呼ばれて来ていた。裁判の日。ストーンの息子は陪審員から有罪が決まり、ロジャースはその日のうちに刑を行うよう指示した。そのあと、ロジャースが酒場にいるとライルが現れ、自分の過去を語った。が、ロジャースは拳銃を抜かなかった。ライルも拳銃を抜いてカウンターにおいた。ストーンが怒ってそれを取り、ロジャースに向けたが、ライルがとり押えた。そして酒場を出て行った。ストーンは往来に出てガンマンを呼び集めようとしたが、彼らも1人1人、町から去って行った。ロジャースも次の裁判の地に向かって旅立っていった。
Rogers
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