第91回アカデミー賞短編実写映画賞にノミネートされた「Madre」のその後を綴った人間ドラマ。エレナの元夫と旅行中だった幼い息子が行方知れずに。それから10年後、海辺のレストランで働くエレナは、息子の面影を宿したフランスの人少年ジャンと出会い……。「ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件」のロドリゴ・ソロゴイェン監督が短編「Madre」から引き続きメガホンを取り、息子を失ったひとりの女性の希望と再生を描く。短編「Madre」でも主演したマルタ・ニエトが第76回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門主演女優賞を受賞。
ストーリー
離婚した元夫と旅行中の6歳の息子イバンから、パパが戻ってこないという電話がエレナ(マルタ・ニエト)にかかってくる。フランスの海辺からの電話が息子の声を聞いた最後となり、息子は行方知れずになってしまった。それから10年後、海辺のレストランで働くエレナだったが、その場所で失踪事件のことを知らない者はいなかった。ある日エレナはフランス人の少年ジャン(ジュール・ポリエ)と出会う。ジャンにはイバンの面影があり、ジャンはエレナを慕って彼女の元を頻繁に訪れるようになっていった。しかしそんな二人の関係は周囲に戸惑いと混乱の波紋を広げていき……。
スタッフ
監督、脚本、製作
ロドリゴ・ソロゴイェン
脚本
イサベル・ペーニャ
製作
マリア・デル・プイ・アルバラド
製作
イボン・カルメンサーナ
製作
イグナジ・エスタペ
製作総指揮
エドゥアルド・ビリャヌエバ
製作総指揮
ジョフレ・ファレ
製作総指揮
サンドラ・タピア
撮影
アレックス・デ・パブロ
音楽
オリヴィエ・アルソン
編集
アルベルト・デル・カンポ
衣裳デザイン
アナ・ロペス・コボス
メイクアップ
シルヴィ・アンベール
ヘアメイク
ヘスス・ギル
音響
ニコラス・マス
音響
ファビオラ・オルドヨ
キャスティング
ジュリー・ナヴァーロ
整音
ニコラス・ド・ピールピケ
字幕翻訳
柏野文映
字幕
手塚雅美
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- MADRE
- 映倫区分
- PG12
- 製作年
- 2019年
- 製作国
- スペイン=フランス
- 配給
- ハピネット
- 初公開日
- 2020年10月23日
- 上映時間
- 129分
- 製作会社
- Malvalanda=Caballo Films=Arcadia Motion Pictures=Amalur Pictures=Le Pacte Noodles Pictures
[c]Manolo Pavon
[c]キネマ旬報社