和田琢磨
高橋充
一般投稿で寄せられた恐怖体験の中から、厳選したエピソードを映像化する心霊ホラーシリーズ。駆け出しの雑誌編集者・髙橋充はある日、編集長から一つの記事を手渡される。そこには、死者の魂を現世に呼び出す風習“たまよばい”を体験した女性の投稿が……。出演は舞台『ミュージカル「テニスの王子様」』の和田琢磨、『仮面ライダーゼロワン』の井桁弘恵。
髙橋充は駆け出しの編集マン。雑誌『**マル秘ネタ』の編集部に配属されてから、なかなか良い案件に出会えず、日々上司に叱責されていた。そんなある日、高橋は編集長からひとつの記事を手渡される。そこには、ある地域に伝わる“たまよばい”という風習に関することが書かれていた。記事によると、“たまよばい”とは、死んで間もない死者の魂を現世に呼び出すため、屋根の上から、あるいは井戸に向かって死者の名前を呼ぶのだという。既に廃れたと考えられていた風習だが、これに似た出来事が、一年前にある家であったという若い女性からの投稿が載っていた。その女性・小川汀は、生まれつき直感が鋭かった。ある夏の日、汀の母の下に“祖母が亡くなった”との電話が入る。小さい頃に一度訪れたことがあったものの、陰湿な雰囲気や古くてカビ臭い匂いなど、どことなく居心地の悪さを感じて、昔から苦手にしていた実家を訪れる汀。整理をしてくれた役所の人間の話によると、祖母は屋根裏にかけた梯子から足を踏み外して落下し、そのまま亡くなったのだという。梯子を使って何をしようとしていたのか……?その理由を知るような素振りを見せる父だが、汀が聞いても何も答えない。手伝いに来てくれた近隣住民の1人は、“洋二さんが亡くなったんじゃないんですか?洋二さん、たまよばいで呼び戻せなかったって聞きました……。”と、なぜか父の弟・洋二のことを話し始める。そういえば、祖母と同居していた洋二の姿が見当たらない。酒の飲み過ぎで、一人ではまともに歩けない状態だったはずなのに……。洋二はどのように家を出て、どこへ行ったのか……?そして、祖母は何をしようとしていたのか……?
監督、脚本、編集
製作
製作
撮影
音楽
スタイリスト
ヘアメイク
録音、音響効果
VFX
助監督
プロデューサー
プロデューサー
ラインプロデューサー
撮影助手
[c]NSW/コピーライツファクトリー
[c]キネマ旬報社