監督
子どもたちの自主性を尊重するユニークな教育で知られる東京・世田谷にある和光小学校の1年間を追ったドキュメンタリー。教科書を使わず、授業も学校生活も手作り。子どもたちの伸びゆく力を信じ、話し合いで進める中から、未来を変える希望が見えてくる。語りを「四月の永い夢」の高橋惠子が務める。音楽を手掛けたのは、同校OBで「空母いぶき」「Fukushima 50」などで知られる岩代太郎。
ストーリー
何の変哲もない小さな小学校。よく見ると、ないものがたくさんあります。広い校庭もない。チャイムも鳴らない。いろんな儀式も形式もない。教科書も使わない。そして、この学校にしかないものもたくさんあります。物怖じしないで発言し、どんなことでも話し合い、活き活きと自然に伸びゆく子どもたち。子どもたち一人ひとりを見つめ、一緒に歩む先生たち。みんなを包んで豊かに流れる時間。考えてみれば、これって本来は当たり前のこと。“当たり前”って、とっても大事。和光小学校に一年間通って撮影し、そんな“当たり前”を見つめました。