本上まなみ
マリア・モンテッソーリ
イタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案し、現在140以上の国に普及している“モンテッソーリ教育”の魅力に迫るドキュメンタリー。フランス最古のモンテッソーリ学校に通う2歳半〜6歳の幼児クラスに2年3か月密着し、その教育メソッドにより子どもたちがのびのびと成長していく姿を追う。日本語吹替版ではガイド役を果たすモンテッソーリの声を本上まなみが、アレクサンドル・ムロ監督の声を向井理が担当する。
フランス北部のルーベにあるモンテッソーリ学校の幼児クラスでは、子どもの自主性を尊重するクリスティアン先生の指導のもと、年齢の異なる28人の子どもたちがユニークな教具を用いて自由に学習する。水差しの中身を測ったり、料理やアイロンがけをしたり、マットと格闘したり。教室に設置された小型カメラからは、子どもたちの自然な表情やはつらつとした姿、成長の過程で訪れる魔法のような瞬間が映しだされる。
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