短篇集 さりゆくもの
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短篇集 さりゆくもの

2021年2月20日公開、89分
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自主製作映画「キスして。」で監督・脚本・主演を務めた女優・ほたるが出演作「色道四十八手 たからぶね」の残フィルムで制作したサイレント映画「いつか忘れさられる」、「恋とボルバキア」の小野さやかによるドキュメンタリーを含む5篇のオムニバス映画。ほかに監督は、「よみがえりの島」の山内大輔、「ワタシの王子」の小口容子、「名前のない女たち うそつき女」のサトウトシキ。出演は、「シュトルム・ウント・ドランクッ」の銀座吟八、「ファンファーレが鳴り響く」の祷キララ。

ストーリー

「いつか忘れさられる」表札に渡辺家5人の名前が書かれた田舎の一軒家。母と父、高校生の娘、祖母が朝の食卓に着く。長男は音楽活動のために地元を離れていた。娘は通学途中、母親が車で走り去るのを見る。母親は、地元から少し離れたターミナル駅のホームへ向かっていた……。「八十八ヶ所巡礼」2011年夏。東日本大震災の後、東京から愛媛の実家に帰った小野は、故郷の四国八十八ヶ所巡礼を撮影する。そのとき、北海道からやって来た64歳の山田芳美さんと出会う。山田さんは、亡くなった妻や自身の人生を反芻しながら歩き遍路をしていた。「ノブ江の痣」ノブ江(ほたる)は生まれつき顔の半分に醜い痣があるせいで内向的な性格となり、不遇な人生を送っていた。日常的に夫の三沢(森羅万象)から暴力を振るわれていた彼女は、衝動的に家を出る。街を彷徨っていると、片足に障害を持つ寡黙な青年(可児正光)と出会う。彼はノブ江を自分のアパートに連れ帰り、食事を与える。一方、三沢はノブ江を捜していた……。「泥酔して死ぬる」“自主映画界のワインスタイン”を自称する小川は脳出血で倒れ、2か月間入院する。退院後もセクハラ相手に「若い女と結婚する」と言われるなど散々な日々。ふと、7年前に急死した7歳年下の友人の病名を調べると脳出血だった。このまま酒を飲み続けると死ぬのではないかという強迫観念に襲われ、断酒を試みるが、死んだ友人の共通の知人ですら酒を勧めてくる。小川は、断酒ができないことで神のバチが下るのではないかと妄想する……。「もっとも小さい光」母子家庭で育った30歳の光太郎は同い年の杏子と同棲しており、警備員の仕事で日銭を稼いでいた。そんな光太郎のもとへ、母・沙希が突然やって来る。光太郎は昔から沙希を苦手にしており、やって来た理由を話さないまま居座る彼女と衝突する。やがて、沙希は再婚して実家を売ろうとしており、その許しをもらいにやって来たことを知る。そんな沙希を許せないまま、別れの日が来る……。

スタッフ

監督、脚本、企画・プロデュース、プロデューサー

ほたる

監督、撮影、編集

小野さやか

監督、脚本、編集

山内大輔

監督、脚本、編集

小口容子

監督

サトウトシキ

脚本

竹浪春花

製作、企画

太田耕一

撮影

芦澤明子

撮影

宮川真一

撮影監督

藍河兼一

撮影監督

小川真司

音楽

八十八ヶ所巡礼

音楽

project T&K

音楽

suzukiski

音楽

入江陽

編集・DCP作成、整音

西山秀明

編集

フィルム・クラフト

編集

十城義弘

メイク

細谷知代

特殊メイク&造形

土肥良成

照明

御木茂則

録音

小関裕次郎

録音

中川究矢

録音

山城研二

効果

AKASAKA 音効

助監督

北川帯寛

助監督、ラインプロデューサー

江尻大

助監督

大城義弘

現場スタッフ

戸屋幸子

現場スタッフ

早見紗也佳

宣伝、協力

熊谷睦子

予告編編集

中野貴雄

WEB

稲田志野

チラシ・ポスターデザイン

田中ちえこ

撮影助手

浜田憲司

撮影助手

赤羽一真

照明助手

松堂法明

EED・MIX

織山臨太郎

アニメーション制作

三ツ星レストランの残飯

スチール

友長勇介

メイキング

榎本敏郎

タイトルデザイン

funnimal manufacture

タイトルデザイン

ヨシダアツコ

クレジット制作

林田義行

クレジット撮影

安井喜雄

タイミング

益森利博

タイミング

小椋俊一

制作

高野悟志

制作応援

堀禎一

制作応援

中村明子

制作応援、協力

大橋さと子

制作応援

槌谷育子

協力

麿

協力

鈴木章浩

協力

尾崎文太

協力

ふくだももこ

協力

内山浩正

予告編・関連動画

短篇集 さりゆくもの

予告編

2021/2/10(水)更新

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ニュース

作品データ

製作年
2020年
製作国
日本
配給
ぴんくりんくフイルム
初公開日
2021年2月20日
上映時間
89分
製作会社
「短篇集 さりゆくもの」製作委員会

[c]2020「短篇集 さりゆくもの」製作委員会
[c]キネマ旬報社