なんのちゃんの第二次世界大戦
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なんのちゃんの第二次世界大戦

2021年5月8日公開、112分
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新鋭・河合健が、現代人と戦争の不透明な距離感を描いた群像劇。太平洋戦争の平和記念館設立を目指す市長・清水昭雄の下に、設立中止を求める怪文書が届く。差出人は、BC級戦犯遺族の南野和子だった。和子は、ある事実を知っていると昭雄に告げるが……。出演は「大コメ騒動」の吹越満、「おらおらでひとりいぐも」の大方斐紗子。

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ストーリー

平成最後の年。少子高齢問題、外来種の亀の大量繁殖問題に悩まされる架空の街、関谷市。令和元年に太平洋戦争の平和記念館設立を目指す市長の清水昭雄(吹越満)の下に、一通の怪文書が届く。“平和記念館設立を中止せよ。私は清水正一を許さない”。清水正一(藤森三千雄)とは、昭雄の祖父であり、戦時中から国民学校の教師として子どもたちに反戦を訴えていた町の偉人だった。差出人の正体は、街で石材店を営むBC級戦犯遺族の南野和子(大方斐紗子)。正一の教え子だった和子は、戦時中の正一が本当に反戦を訴えていたのか、その事実を知っているというのだ。街の平和推進委員会一同が和子に抗議するが、あっけなく返り討ちに遭い、昭雄が和子に直接対決を挑むことに。これをきっかけに幕を開ける市長VS南野家の攻防。街でスナックを経営する思想とは無縁の和子の長女・えり子(髙橋睦子)、日本を飛び出して国際ボランティア活動を行うえり子の長女・紗江(西山真来)。えり子の次女で、和子と共に石材店を営む光(北香那)。そして、紗江の長女の幼子マリ(西めぐみ)。思想もバラバラの南野家が、それぞれの思惑を抱いて昭雄にぶつかっていく。そして、正一の老人ホームで、南野家が平成最後のテロを起こす……。被害者と加害者の境を見失った人々が繰り広げる物語に待ち受ける奇想天外な結末とは……?

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なんのちゃんの第二次世界大戦

予告編

2021/1/7(木)更新

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作品データ

製作年
2020年
製作国
日本
配給
なんのちゃんフィルム
初公開日
2021年5月8日
上映時間
112分
製作会社
敷島総研=第一工芸=グリッター=河合健(製作プロダクション:ウィルコ)

[c]なんのちゃんフィルム
[c]キネマ旬報社