バラの肌着
バラの肌着
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バラの肌着

1958年5月27日公開、コメディ
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「ブリガドーン」「炎の人ゴッホ」のヴィンセント・ミネリが監督した、スポーツ記者と女流デザイナーの恋愛をとりあげた都会喜劇。M・G・Mの衣装デザイナー、ヘレン・ローズの原案をジョージ・ウェルズが脚本化し、このシナリオは1958年度アカデミー創作脚本賞を得ている。撮影監督は「怒りの刃」のジョン・アルトン。音楽は「必殺の一弾」のアンドレ・プレヴァン、振付けは出演もしている「魅惑の巴里」のジャック・コール。「白鯨」のグレゴリー・ペックと「風と共に散る」のローレン・バコールが主演。「いつも上天気」のドロレス・グレイ、「縄張り」のミッキー・ショーネシー、サム・レヴィン等が助演する。製作ドア・シャーリー。

ストーリー

富籤で1200ドルの賞金をしとめたニューヨークのスポーツ記者マイク・ヘイゲン(グレゴリー・ペック)は、お祝いの馬鹿騒ぎをやって二日酔いにかかり、記事を編集長に電送したかどうかを忘れてしまったが、昨夜700ドルもらって頼まれ、電文を送ったという美人、マリラ・ブラウン(ローレン・バコール)の出現で安心した。金を返そうとする彼女を夕食にさそった彼は、彼女の恐るべき食欲に驚いた。彼女は、実は恋をすると食欲が猛然と起こる性質なのだ。2人は結婚してニューヨークに向かったが、飛行機の中でマリラが化粧室から素晴らしいドレスを着て現われた時、マイクは自分がニューヨークのトップ・ファッション・デザイナーと結婚したことに気づいた。マリラのアパートにおちつくと、たちまちブロードウェイのプロデューサー、ザカリーや、振付師のランディ等の彼女の崇拝者たちが押しよせ、マイクはすっかり面くらった。ボクシングの試合にマイクがマリラをつれていけば、彼女は一向無関心だし、彼の退屈なファッション・ショーでは、ザカリーが彼の前の恋人、ミュージカル女優のロリ・シャノン(ドロレス・グレイ)をつれてきて妻の手前ひやひやする始末である。ところがザカリーが、ロリ主演の劇の衣装をマリラに担当させることになった。マリラはリハーサルの時、ロリと夫の関係に気づき怒ってしまった。その頃マイクは暴露記事のことで拳斗ボス、マーティンの強迫をうけていたが、記事を続けるため用心棒の友マキシーをつけてアパートの一室に閉じこめられてしまった。しかしロリと、妻に対する弁解の口実を打ち合せしようとしたマイクは彼女のアパートを秘かに訪れた。ところが丁度マリラが来あわせて騒ぎはかえって大きくなった。ロリの劇がボストンで開幕した日、ロリはマリラに過去の一切を語って了解を求めた。一方マイクを探すボス一味はマリラを拐って彼を誘い出そうとしたが、これを知ったマイクがかけつけて騒動となった。形勢は友人たちの応援でマイクの勝利となり、おさまったがマイクはマリラが総てを知っているとは知らず、ロリとのことの作り話を懸命に弁解する。マリラは実はもうすっかりお腹をすかしていた。

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作品データ

原題
Designing Woman
製作年
1957年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1958年5月27日
製作会社
MGM映画
ジャンル
コメディ


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