ひとりの俳優が演技を醸成させていくプロセスを定点観測的に見つめるドキュメンタリー。演劇カンパニー・チェルフィッチュの演出家・岡田利規は、俳優の“想像”という作業を重要視し、第49回岸田國士戯曲賞を受賞した『三月の5日間』再演のリハーサルに挑む。オーディションを経て選ばれた7人の俳優のうちのひとりである板橋優里に焦点をあて、本読みからパリ公演までの2年間を追う。監督は「解放区」の太田信吾。
ストーリー
1997年に設立、その独特な言葉と身体の関係性を用いた手法が評価され、現代を代表する演劇カンパニーとして国内外で高い注目を集めるチェルフィッチュ。演出家の岡田利規は俳優の“想像”という作業を重要視して代表作『三月の5日間』再公演の創作に挑む。一方、オーディションを経て選ばれた7人の俳優のうちのひとりである板橋優里。小道具やセットを極力排したシンプルな舞台空間で、彼女は“想像”だけを武器にパフォーマンスを繰り広げてゆく……。
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