ジャック・レモン
Jake_Tremont
年老いた父と息子の交流を通して、家族の絆を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーヴン・スピルバーグとフランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ。ウィリアム・ワートンの原作を基に、製作・監督・脚本はゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグ、共同製作はジョゼフ・スターン、撮影はジャン・キーサー、音楽はジェームズ・ボーナーが担当。出演はジャック・レモン、テッド・ダンソンほか。
家族を犠牲にして仕事に生きるジョン・トレモン(テッド・ダンソン)のもとに、ある日母のベット(オリンピア・デュカキス)が心臓麻痺で倒れた、と知らせが入る。ジョンが病院に到着した時、母は安定を取り戻していたが、彼にとって逆に父のジェイク(ジャック・レモン)の老いた姿が驚きだった。そしてジョンはその日から、すっかり生気を失った父の面倒をみて、一緒に暮らしてゆくことを決意するのだった。息子の愛情あふれる介抱に、ジェイクはすっかり元気を取り戻す。そしてふたりのもとに、離れて暮らしていたジョンの息子ビリー(イーサン・ホーク)が訪ねてやって来る。そしてベットも退院。ジェイクは、久しぶりに娘のアニー(キャシー・ベイカー)やその夫マリオ(ケヴィン・スペーシー)たちにも囲まれ、幸せな日々を過ごす。しかしそんな折、ジェイクがガンに犯されていることが分かり、それを知らされたジェイクは、ショック状態に陥った。つきっきりのジョンの看病と、チャド医師(ゼイクス・モカエ)の配慮で、数週間後の朝、ジェイクは意識を取り戻す。しかし今度は、気の強いベットとの生活の中で、ジェイクはもうひとつの生活を夢みる二重人格的な行動をとるようになる。そんな夫に反発するベットも、ジョンの説得でそれを受け入れた。こうしてジェイクは、家族の理解に包まれて、静かに息を引きとるのだった。
Jake_Tremont
John_Tremont
Bette_Tremont
Annie
Mario
Billy
Dr.Chad
Dr.Santana
監督、脚本、製作
原作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
編集
字幕
[c]キネマ旬報社