ジョン・トラヴォルタ
Adam_Lawrence
時代の最先端風俗をへルスクラブで取材する雑誌記者の成功と挫折をファッショナブルに描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはキム・クルマダ、製作・監督・脚本は「アーバン・カウボーイ」のジェームズ・ブリッジス。共同製作はジャック・ラースン、原作・共同脚本はアーロン・ラッサム、撮影はゴードン・ウィリス、ミュージック・スコアはラルフ・バーンズが担当。出演はジョン・トラヴォルタ、ジェイミー・リー・カーティス、アン・デ・サルヴォ、マリル・ヘナーなど。
ローリング・ストーン誌のらつ腕記者アダム(ジョン・トラヴォルタ)は、政治絡みのマッケンジー事件を取材したのち、マーク編集長(ヤン・ウエナー)より、ブームのヘルスクラブの実態取材を命じられた。テーマは、健康のためというよりも、80年代のシングルズ・バーがヘルスクラブの今の姿だというものだ。ロスでも1、2の人気のスポーツ・コネクションという所が目的地。アダムはピチピチギャルやムキムキマンでいっぱいのクラブで、セクシーなインストラクターのジェシー(ジェイミー・リー・力ーティス)に的をしぼり、接近するうちに、2人は互いに愛し合うようになる。彼女は元モスクワ・オリンピック(不参加)の水泳選手であり、当時、コーチとの不倫の恋がスキャンダルとなった過去もあり、マスコミ不信だった。アダムは取材の的を、クラブのサリー(マリル・ヘナー)とリンダ(ラレイン・ニューマン)にしぼり、彼女らがホストクラブで男性ストリップに嬌声をあげているのを知り、それを中心に記事をまとめた。むろん、ジェシーにはいっさいふれていない記事だが、ワーブロに打ちこまれたこの記事をよんだジェシーは怒り、記事を消す。アダムはジェシーの誤解をとくため、平凡な記事を本社に送るが、編集長はつかいものにならぬと、彼の原稿をゴーストライターに書きなおさせ、ジェシーの古傷もスクープとして、アダム名で雑誌にのせた。そして出版された雑誌をみて怒るアダムはジェシーらに事の真相をつたえるが、誰も信用しない。一方、マッケンジー事件を追うFBIはアダムの取材を違法として、彼を逮捕する。まもなく、保釈されるアダム。今、ジェシーはアダムの記者魂を信じ、理解するようになり、2人の間の誤解もとけ、打ちとけるのだった。
Adam_Lawrence
Jessie
Frankie
Sally
Linda
Roger
Mark_Roth
Joe_Mckenzie
監督、脚本、製作
脚本
製作総指揮
共同製作
撮影
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
音楽スーパーバイザー
字幕
[c]キネマ旬報社