エディ・キャンター
Eddie_Simpson
「フービー」と同じく、ジーグフェルド一座の人気者エディ・キャンターが主演する映画。ストーリイは特にキャンター自信が「けだもの組合」のモリー・リスキンドとデイヴィッド・フリードマンの助力を得て組み立てたものでこれを「戦う商隊」「山猫酒場」」のキーン・トンプソンが撮影台本にまとめ、「悪魔が跳び出す」「珍暗黒街」のエドワード・サザーランドが監督し、「国際盗賊ホテル」のグレッグ・トーランドが撮影した。主演者を助けて「キートンの恋愛指南番」のシャーロット・グリーンウッド、「フービー」のスペンサー・チャータース、「速成成金」のジョージ・ラフト、バーバラ・ウィークス等が登場する。
ストーリー
インチキ予言者ヨランドの霊媒術の小間使いをしているエディ・シンプソンはかねてから真人間の途に戻りたいと願っている。ヨランドの「鴨」製パン所長クラークの元へ部下を入り込ませようとし、クラークへ近日中に事業不振を救う有能の技術者が現れると予言し、仲間のジョーを技術者にしたて上げようと計る。クラーク製パン所の運動係ヘレン・マーティンもヨランドの「鴨」で、近く恋人を得ると予言され、ヨランドが差し向けたエディに首ったけとなる。ところがクラークはエディを有能な技術家と勘違いし、これを重要な役につけてしまう。ヨランドが気付いた時分にはもう遅い。エディを偽者だと言えば自分の身が危ないのでヨランドはエディを脅迫して一仕事する計画を立てる。エディはクラークの娘ジョーンに一目惚れするがジョーンにはスティーヴという恋人がある。同時にエディはヘレンに追い回され、エディはジョーンの友情を恋と感違いし、有頂天に喜び、美声を利用して製パン所に余興場を設け、販売大拡張をやって成功する。クラークは二万千ドルの賞与金を分配し同時に娘とスティーブとの結婚を発表するつもりでいる。これを知らないエディはじぶんが花婿になれるものと思い込み大喜びである。ところがその披露会の夜ヨランド一味が乗り込んできて二万五千ドルを盗み出そうとする。金庫の符号はエディが知っている。エディはヨランドの正体をクラークに告げようとするけれども機会がない。やむなく金をパンの中に焼き込んでしまう。ヨランドはエディを脅迫して金庫を開けるが、金は失われている。警官はエディを嫌疑者として尋問するがエディはヨランドがいるのでデタラメを言うため一層不利な状態に陥る。が、折よくヘレンの助けで危地を脱し、製パン所で金を捜し当てクラークの許へ届けようとする所をヨランド一味に発見される。しかし奇智を用いて金を奪取しクラークの許へ届け、その信用を回復するとともに良き結婚相手としてヘレン・マーティンを選ぶことになったのである。
キャスト
シャーロット・グリーンウッド
Miss_Martin
スペンサー・チャータース
A._B._Clark
バーバラ・ウィークス
Joan_Clark
ジョージ・ラフト
Joe-the-Frog
チャールズ・ミドルトン
Yolando
Paul Pageo
Steve
ハリー・ウッズ
Plug_Moynihan
スタッフ
監督
エドワード・サザーランド
脚本
キーン・トンプソン
原作、台詞
エディ・キャンター
原作、台詞
モリー・リスキンド
原作、台詞
デイヴィッド・フリードマン
撮影
グレッグ・トーランド
音楽
コン・コンラッド
音楽
ハリー・アクスト
音楽監督
アルフレッド・ニューマン
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Palmy Days
- 製作年
- 1931年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- ユナイテッド・アーチスツ
- 初公開日
- 1931年
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
