監督、脚本
1970年代後半から旧東ドイツでドキュメンタリー制作を始めた作家・詩人でもあるトーマス・ハイゼ監督の初期短編。不良の溜まり場となり軽犯罪が横行するエリアで犯罪行為を続ける兄弟の自宅を訪れカメラを向け、彼らの日常生活と将来のイメージを語らせる。ハイゼ監督が映画大学で企画提案をした際、企画に反対する教師に言われた一言を題名にしており、それをきっかけにハイゼ監督と大学との間に亀裂が生まれ、その後ハイゼ監督は大学を去ることになった。また、体制にとってふさわしくないとみなされ、ドイツ再統一後の1991年まで上映禁止されていた。2021年4月3日に開催された『トーマス・ハイゼ レトロスペクティブ』にて日本初上映。2021年6月19日より大阪にて、同年7月3日より東京にて劇場公開。
ストーリー
東ベルリンのプレンツラウアー・ベルク地区にある給水塔の周辺は不良の溜まり場となり、軽犯罪が横行。このエリアで犯罪行為を続ける兄弟ノルベルトとベルントの自宅を訪れ、彼らの日常生活と将来のイメージを語らせる。
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作品データ
- 原題
- WOZU DENN ÜBER DIESE LEUTE EINEN FILM?
- 製作年
- 1980年
- 製作国
- 東ドイツ
- 配給
- サニーフィルム
- 初公開日
- 2021年7月3日
- 上映時間
- 32分
- 製作会社
- Hochschule fur Film und Fernsehen der DDR (HFF)=Potsdam-Babelsberg
- ジャンル
- ドキュメンタリー
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