百万長者と結婚する方法
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百万長者と結婚する方法

1954年3月公開、コメディ
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「聖衣」につぐ20世紀フォックスのシネマスコープ第2回作品(1953年)で、「砂漠の鬼将軍」のナナリー・ジョンソンが製作に当ったテクニカラーのコメディ。ゾー・エイキンス、デール・ユンソン、カサリーン・アルバート共作の戯曲を製作者ジョンスンが脚色し、「人生模様(第3話)」のジーン・ネグレスコが監督した。撮影は「拾った女」のジョー・マクドナルド、音楽は「聖衣」のアルフレッド・ニューマンの担当。主演は「紳士は金髪がお好き(1953)」のマリリン・モンロウ、「ロッキーの春風」のベティー・グレイブル、「キーラーゴ」のローレン・バコールで、デイヴィッド・ウェイン「わが心に歌えば」、キャメロン・ミッチェル「綱渡りの男」、ロリー・カルホーン「わが心に歌えば」、アレクサンダー・ダーシー「綱渡りの男」、フレッド・クラーク「陽のあたる場所」、ウィリアム・パウエル「彼と人魚」らが共演している。

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ストーリー

ニュー・ヨークのモデル女、シャッツィ(ローレン・バコール)、ポーラ(マリリン・モンロウ)、ロコ(ベティー・グレイブル)の3人は幸せになるには金持ちと結婚せねばならぬと考え、百万長者を射とめるために最高級のアパート暮しをはじめた。3人の前に最初にあらわれたのは、ロコが連れて来たトム(キャメロン・ミッチェル)という青年であったが、シャッツィはトムのみすぼらしい服装を見て、忽ち追いかえしてしまった。だがトムは実は千万長者であったのだ。彼はこりずにシャッツィを誘いに来るが、彼女はトムを相手にしなかった。ある日、ロコは五十男の大金持J・B・ハンリイ(ウィリアム・パウエル)を連れて来た。ハンリイはシャッツィがお気に召し、ロコも中年の大金持ちブルースターを、ポーラもJ・スチュアート・メリルという金持ちを見つけた。ロコは、ブルースターに田舎の別荘へ招かれ、そこでイーベン・ブルースター(ロリー・カルホーン)という貧乏だが男前の森林警備隊員に会い、すっかり惚れこんで結婚した。ローラは、アパートの持主フレディ(デイヴィッド・ウェイン)と知り合った。一方シャッツィはお目当てのハンリイが自分の齡を考えて身をひいてしまったので落胆し、仕方なくトムとつきあい出した。彼女はトムに金を目当ての結婚がしたいと正直にうちあけたが、にも拘わらずトムに惹かれるようになった。そこへ諦めきれないハンリイが再びシャッツィに求婚しに到り、彼女も承諾を与えた。ポーラはメリルの母親に会いに行くためアトランティック・シティ行の飛行機に乗るつもりだったが、極度に近眼の彼女は飛行機を間違え、カンサス・シティ行に乗ってしまった。その機にはフレディが乗っており彼もまた極度の近眼だったので、ポーラと忽ち意気投合した。シャッツィは愈々ハンリイと結婚する日になって、彼にトムを愛していることをうちあけた。トムとシャッツィの結婚祝いには、ロコとイーベン、ポーラとフレディの2組の夫婦も加わったが、その席ではじめてトムが千万長者であることがわかって、3人の女はびっくり仰天した。

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作品データ

原題
How to Marry a Millionaire
映倫区分
G
製作年
1953年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス極東
初公開日
1954年3月
製作会社
20世紀フォックス映画
ジャンル
コメディ


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