ヌーのコインロッカーは使用禁止
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ヌーのコインロッカーは使用禁止

2023年4月7日公開、99分、ヒューマンドラマ
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知的障碍者と刑務所を出所した男の交流を描くヒューマンドラマ。知的障碍者の那須叶、通称ヌーは、自分が捨てられていたコインロッカーの前で毎日絵を描いていた。その傍で覚醒剤売買をしている黒迫は次第にヌーに興味を持ち、彼女の絵をSNSにアップする。ヌー役を「ひとくず」の古川藍が演じ、2021年マドリード国際映画祭外国語映画部門最優秀主演女優賞、ロンドン国際映画祭2021外国語映画部門最優秀主演女優賞を受賞。監督・脚本・プロデューサー・出演は、「ひとくず」の上西雄大。2021年マドリード国際映画祭最優秀作品賞受賞。

ストーリー

赤ん坊のころ、コインロッカーに遺棄されていた知的障碍者の那須叶、通称ヌー(古川藍)は、母親を求めながら自分が捨てられていた“ぬ5515”のロッカーを守り、毎日コインロッカーの前で絵を描いていた。ある日、ヌーは刑務所から出所した黒迫和眞(上西雄大)と出会う。黒迫は別れた妻子に金を送るため、友人のヤクザ・木嶋から紹介してもらった覚醒剤売買で金を稼いでいる。コインロッカーの傍で仕事をしていた黒迫は次第にヌーに興味を持ち、思い付きで彼女の絵をSNSにアップし始める。海外の有名アーティストから絵を買いたいとの連絡を受け、高額で売ろうとした黒迫だったが、ヌーの純粋な心に触れ良心が芽生える。そんなとき、ヌーが白血病により倒れ、余命を宣告される。黒迫は適合した自分の骨髄をヌーに移植するが、覚醒剤売買が発覚し、警察に連行される。ヌーは病院を抜け出し、冷たい雨に打たれながら黒迫を追って警察署の前で倒れてしまい、無理が祟って命を落とす。黒迫は釈放されると、ヌーの担当施設職員・瀬戸瑠璃子(徳竹未夏)から、ヌーが彼へ残したたくさんの絵と想いを受け取るのだった。

予告編・関連動画

純粋な心を持つ発達障害の画家が周りの人に渡すもの『ヌーのコインロッカーは使用禁止』予告

予告編

2023/3/10(金)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2021年
製作国
日本
配給
10ANTS
初公開日
2023年4月7日
上映時間
99分
製作会社
(企画/制作:10ANTS)
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]上西雄大
[c]キネマ旬報社