飛鳥の如く
飛鳥の如く
-

飛鳥の如く

1926年公開
  • 上映館を探す
  • みたい
    0
  • みた
    0
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

ウィリアム・マクレオド・レイン氏作の小説をマキシーン・アルトン女史とアディール・ダフィントン女史とが映画劇用に書き改めたものをチャールズ・ダーントン氏が脚色し「殴り廻る男」「虎穴の壮漢」等と同じくロイ・ウィリアム・ニール氏が監督した西部活劇で、主役は前記二映画及び「傍若無人(1925)」主演のバック・ジョーンズ氏が演じ相手役は「傍若無人(1925)」と同じくフローレンス・グルバート嬢が勤め、マリオン・ハアラン嬢、ジェーイ・ハント氏、ウィリアム・E・ローレンス氏、フランク・ビール氏及びハリー・ウッド氏が助演している。

ストーリー

シカゴで富裕な都会人になりすましていたクレイグ・ノートンは親友ジョン・ルウビドオが窮境に陥っていると聞いて故郷アリゾナに向かった。ジョンはロバーツ牧場の牛を盗んだものとして告訴されたが彼には覚えのない濡れ衣で弁護士ジム・クラントンは冤罪を逃れるべく懸命になっていた。ロバーツの娘バーティーをジムは恋していたが折しも銃声に怖えた彼女の馬は貨物車上の愛馬を撫していたが女の危難を眺めるとたちまち馬を躍らして危うく轢殺されんとする彼女を救った。ロバーツ方とルウビドオ方との確執はやまずクレイグは後者に組したためジムと共に優勢なロバーツ方に追われ山中の小屋に隠れた。ジムは銃創を受けていた。バーティーは父親が尚も彼らの隠れ家を襲わんとするのを知り先回りをして警告した。ロバーツの牧童頭テイラーは小屋を包囲して火を放った。クレイグは火焔を消し止める共とバーティーを救った。ロバーツは娘を危地に陥れた由でテイラーを解雇した。ジムは恋人の心が自分を放れ勇敢なクレイグを慕っているのを知ると煩悶したが、遂に牛盗人の張本テイラーに誘わるる侭に失恋の意趣晴らしにその仲間になった。絶間ない盗難に困却した人々はクレイグをシエリフに挙げて家畜泥棒を退治することになった。クレイグはジムが泥棒の仲間と知って義務と友情との板挟みに苦しんだ。しかし遂にテイラーを捕らえ、ジムも一旦捕らえたが国境の外に追いやった。そしてクレイグとバーティーとの愛が成立した。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
A Man Four Square
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1926年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社