エレン・ドリト・ピーターセン
Louise
カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門でグランプリを受賞した「ボーダー 二つの世界」のアリ・アッバシ監督の2016年の長篇デビュー作。代理母となった若きシングルマザーに奇妙な異変が襲い掛かる。ベルリン国際映画祭ほかで、「ローズマリーの赤ちゃん」と並び称されたマタニティ・ホラー。出演は「テルマ」のエレン・ドリト・ピーターセン、「汚れなき祈り」のコスミナ・ストラタン。「特捜部Q -キジ殺し-」のピーター・クリストファーソン。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催される「未体験ゾーンの映画たち2022」にて上映。
シングルマザーのエレナは、ルイスとカスパー夫妻の家へ住み込みの家政婦としてやってきた。夫妻は資産家ながら、自給自足の生活を目指し、電気も水道も通っていない生活を送っている。幼い息子を実家に預け、出稼ぎにきているエレナには、その生活スタイルは恵まれた者の遊びにも映るが、夫妻の人柄に触れ次第に家族のようになっていく。そんなある日、エレナはルイスから代理出産を懇願される。息子と一緒に暮らせるアパートを買うと言われ、同情心もあり引き受けるエレナ。しかし、妊娠直後からエレナの体に異変が起きる。それは、お腹の赤ちゃんが自分を殺そうとしているようだった。果たして彼女に宿ったものとは……。
監督、脚本、原案
脚本
製作
共同製作
共同製作
撮影
撮影
音楽
美術
美術
編集
衣裳、メイクアップ
VFXスーパーバイザー
[c]キネマ旬報社