北九州市の教会に集う様々なバックグラウンドを持つ人々が演じるキリストの受難劇と彼らの人生を織り交ぜたドキュメンタリー。30分のインスタレーション版が第15回shiseido art eggに選出、その後72分のドキュメンタリーとして再編集。監督は、「ガーデンアパート」の石原海。第14回恵比寿映像祭上映作品。
ストーリー
困窮者支援を行うNPO法人抱樸(ほうぼく)の奥田知志が牧師を務める福岡県北九州市の東八幡キリスト教会には、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まっている。フィリピンで戦争を経験した人、5回の服役後極道から足を洗うも世間につまはじきにされた人、妻子が出ていき、自暴自棄になって多額の借金を背負った人、路上生活をしながら食べていく程度の稼ぎを得ていたが、それすらままならなくなった人、親や周りの大人たちに殺すぞと言われ続けた人、生きるのが苦しく「早くいなくなりたい」と願っていた人など、教会に集う、傷ついた愛すべき罪人である9人が演じるイエス・キリストの十字架と復活を描いた受難劇と、彼らの苦難と現在の物語、礼拝の模様や支援活動やそれぞれの日常を織り交ぜていく。
スタッフ
監督
石原海
撮影補助
杉野晃一
撮影監督
八木咲
音楽
荒井優作
美術
中村哲太郎
美術
前田巴那子
衣装
塚野達大
メイク
宇良あやの
メイク
竹中優蘭
照明
島村佳孝
照明
伊地知輝
録音、整音
川上拓也
プロデューサー
AKIRA OKUDA
題字
石原邦子
翻訳
Daniel Gonzalez
制作
柿本絹
制作
木村瑞生
コーディネート
谷瀬未紀
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社