リーゼ・ダーヴィドセン
Ariadne
NYメトロポリタン歌劇場でのオペラ公演を劇場上映。『エレクトラ』などを生み出したオペラ史上屈指のゴールデンコンビ、リヒャルト・シュトラウス&劇作家ホーフマンスタールによる名作。オペラ上演の準備に追われる作曲家たちに、パトロンの無理難題が降りかかる。出演は「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2019/20 ロイヤル・オペラ『フィデリオ』」のリーゼ・ダーヴィドセン。2022年3月12日の公演を上映。
18世紀前半のウィーン。ある貴族の館。オペラ《ナクソス島のアリアドネ》上演の準備に追われる音楽教師(ヨハネス・マルティン・クレンツレ)は、パトロンである当主から真面目すぎるオペラに息抜きを入れるよう命じられる。プリマドンナ(リーゼ・ダーヴィドセン)やツェルビネッタ(ブレンダ・レイ)ら出演者は不満を漏らし、作曲家(イザベル・レナード)は絶望するが、パトロンには逆らうことはできなかった……。やがてオペラが始まる。恋人に棄てられ、ナクソス島に置き去りにされたアリアドネ(リーゼ・ダーヴィドセン)。そんな彼女を喜劇役者たちが慰めるなか、美しい若者バッカス(ブランドン・ジョヴァノヴィッチ)が現れる……。
Ariadne
Zerbinetta
Composer
Bacchus
Music Master
Major-Domo
Harlekin
[c]キネマ旬報社