ジェームズ・レグロス
Mike
異次元の悪魔の恐怖に立ち向かう少年たちの姿を描くホラー映画シリーズ第2弾。製作はロバート・A・ケゼダとドン・コスカレリ、監督・脚本は「ミラクルマスター 7つの大冒険」のドン・コスカレリ、撮影はダリン・オカダ、音楽はフレッド・マイローとクリストファー・L・ストーンが担肖出演はジェームズ・ル・グロス、アンガス・スクリムほか。
13歳のマイク(ジェームズ・ル・グロス)は、ある夜短剣で惨殺された男の葬儀で、異常に背の高い葬儀屋トールマン(アンガス・スクリム)に興味を惹かれ、再び霊園に潜入する。そこで彼が見たものは、トールマンが死体を改造し、死んだ人間そっくりの奴隷用小人を作っている光景だった。正体を暴かれたトールマンは、地獄のビーンボールでマイクを襲うが、逆に廃坑の中へ突き落とされてしまう。それから8年後、精神病院で療養中のマイクに、再びトールマンの気配が甦ってきた。彼はまたも殺りくをくり返し、奴隷用小人を製造していた。その魔の手が恋人リズ(ポーラ・アーヴィン)に伸びようとするのを感じたマイクは、旧友レジー(レジー・バニスター)の力を借りて救出に向かうが、リズの祖母は既にトールマンの餌食となっており、リズ自身も捕らえられてしまう。完全武装でリズを奪い返したマイクとレジーは、トールマンに戦いを挑み、命からがら勝利を手にするのだった。
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