ベット・ミドラー
Dixie_Leonard
軍隊慰問歌手ディクシー・レオナルドの半生を描く人間ドラマ。監督とエグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・リバー」のマーク・ライデル、製作は「フォエバー・フレンズ」のベット・ミドラー、ボニー・ブルックハイマー、マーガレット・サウス、脚本は「マンハッタン(1979)」のマーシャル・ブリックマン、「リバース・エッジ」のニール・ヒメネズ、リンディ・ローブ、撮影は「サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方」のスティーブン・ゴールドブラット、音楽は「ハバナ」のデーヴ・グルーシンが担当。
往年のスターエディ&ディクシーのコンビに、全米芸術勲章が授与されるテレビ特別番組を控え、隠遁生活を送るディクシー(ベット・ミドラー)の元へ迎えにきたテレビ局のジェフ(アリー・グロス)は、彼女に会場へは行かないといわれ大慌てとなった。何とか説得を試みるジェフに向かってディクシーはエディとの出会いを話しはじめる。1942年、夫を戦場へ送り出し、4歳の息子ダニーを抱えて暮らす彼女の元に、アメリカ1のエンターテイナー、エディ・スパークス(ジェームズ・カーン)の慰問団に加われとの叔父からの伝言が届いた。ナチス空襲下のロンドンに赴いたディクシーは、エディを向こうに回す活躍ぶりをみせ、ここにミラクル・コンビが誕生した。各戦地を慰問に訪れるふたり。北アフリカで彼女は夫と再会を果たすが、それが最後の別れとなってしまった。大戦後も夫婦役を演じるコンビの人気はとどまることを知らなかったが、朝鮮戦争への慰問の際に戦いの悲惨さを目の当たりにし、打ちのめされたディクシーはエディとベッドを共にしてしまう。しかしエディが長年彼の台本書きを務めてきた叔父のアート(ジョージ・シーガル)をクビにしたことからディクシーは激怒、コンビは解消となる。その後ダニー(クリストファー・ライデル)はエディの力添えにより軍人の道を歩みヴェトナムへ向かった。落ちぶれていたディクシーはエディからヴェトナム慰問に誘われ、ダニーとの再会の思いからOKする。再会を果たしたディクシーは荒んだ若者を前に唄うが、ヴェトコンの襲撃に遭い、ダニーが命を落としてしまう。決定的な決裂までの思い出話を聞いたジェフは出演不可能と判断するが、ディクシーはテレビ局行きを指示する。しかし楽屋で再会したふたりは決裂、黄金コンビの復活はなくなったと誰もが思ったとき、ディクシーがステージに姿を現わしユーモア溢れるショーが始まるのだった。
Dixie_Leonard
Eddie_Sparks
Art_Silver
Shephard
Danny
Jeff_Brooks
Sam_Schiff
Luanna_Trott
Phil
Loretta
監督、製作総指揮
脚本
脚本、原案
脚本、原案
製作
製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
編集
衣装デザイン
字幕
[c]キネマ旬報社