郭智博
彼
劇団オーストラ・マコンドー主宰の演出家・倉本朋幸による長編監督デビュー作。児童相談所に虐待を疑われ、娘ひいろを養護施設に入所させられてしまった夫婦。ある日、相談所からの提案により条件付きで娘を引き取れることとなり、再び娘との生活をスタートさせる。出演は「新聞記者」の郭智博、「殺る女」の和希沙也。第32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門正式出品作品。
児童相談所からこどもへの虐待を疑われ、娘のひいろ(古田結凪)を養護施設に入所させられている夫婦。実家から金を借りて、日々を過ごす彼(郭智博)。母親としての責任を果たさず、身勝手な暮らしを続ける妻・かな(和希沙也)。そんな夫婦は社会への反抗心を抱き、自分自身にも嫌悪する毎日だったが、何の行動も出来ずに時間だけが過ぎてゆくのであった。ある日、児童相談所からの提案により条件付きで娘を引き取れることとなり、彼は再び娘との生活をスタートさせる。父親としての責任を次第に自覚していく彼。と同時に、娘への無視や放置を無自覚に起こしてしまい、「いつか自分も虐待行為を起こしてしまうかもしれない…」という恐怖を抱き始めていた……。
監督、脚本
撮影
リレコーディングミキサー、リレコーディングミキサー
編集
衣装
メイク
照明
録音
助監督
プロデューサー
プロデューサー
アシスタントプロデューサー
サウンドエディター
エンディング曲
スチール
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