ケン・メイナード
Ken_Mitchell
マックス及びアーサーのアレクサンダー兄弟が製作した1939年度西部活劇で、ウィリアム・ライヴリーが脚本を書き下ろし、ハリー・フレイザーが監督した。撮影はウィリアム・ハイヤーズ、音楽はリュウ・ポーター。主演はかつてF・N社で鳴らしたケン・メイナード、相手役はドロシー・ショートで。傍役に往年のスター、リード・ハウスが顔を見せる。
カウ・ボーイのケン・ミッチェル(ケン・メイナード)は、亡き叔父から譲られた牧場に急ぐ途中、マーカムという牧場主が土地のボス、コリンズの背下に襲われて殺されるのをみた。ケンはマーカムの娘アン(ドロシー・ショート)を訪ねたが、故人の評判が悪いため一向好遇されなかった。ケンは、黒仮面、黒マント姿でコリンズ一味をこらし、善良な牧場主たちにひそかに金を与えはじめた。マーカム牧場を乗っ取ろうとしたコリンズがアンを人質に連れ去った時、ケンはアンを救いに駈けつけ、更に愛馬「ターザン」でコリンズを追って、乱闘の末捕らえ、仮面を脱いだケンとアンは結ばれた。
Ken_Mitchell
Ann_Markham
Copher
Collins
Luke
Parker
Markham
Lon
Burton
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