ハル・リード
Jerry
実在の連続殺人鬼、ゾディアック・キラーを題材にしたサスペンス。1968年から70年代にかけてサンフランシスコ周辺で起こった殺人とフィクションを織り交ぜて事件を描く。自己顕示欲の強い犯人が映画館に現れると確信し、犯人を捕まえようと制作された。出演は、「ドーベルマンギャング」のハル・リード。特集『狂人暴走・大激突』第二弾、『大暴走・野蛮地獄』にて劇場初上映。
通称ゾディアック・キラーは、1968年から70年代にかけてサンフランシスコ周辺で20人以上を殺害したと言われる連続殺人鬼。いまだ未解決のこの事件の真っ只中に彼を題材にした映画を公開すれば、新聞社に脅迫文や声明文を送りつけるなど自己顕示欲の強いゾディアックは必ず映画館に現れると確信したトム・ハンソン監督が、犯人を捕まえようと緊急制作した。実際の犯罪の再現とフィクションを織り交ぜながら、連続殺人事件を綴っていく。
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