レア・レスト
リーナ
悪夢のような純愛をモノクロの映像で紡ぎ第90回アカデミー賞外国語映画賞エストニア代表作品に選出された幻想ラブストーリー。死者の日を迎えたエストニアの寒村。農夫の娘リーナが思いを寄せるハンスはドイツ人男爵の娘に恋焦がれるあまり、悪魔と契約する。原作は、エストニアでカルト的ベストセラーとなった小説『レヘパップ・エフク・ノベンバー(Rehepapp ehk November)』。ライナー・サルネ監督がアニミズムの思想をもとに、異教の民話とヨーロッパのキリスト教神話を組み合わせ、詩情溢れる物語を描き出した。「ムカデ人間」のディーター・ラーザーが男爵役で出演、本作が遺作となった。第10回京都ヒストリカ国際映画祭ヒストリカワールド部門上映作品。
19世紀、バルト三国の一つであるエストニアの寒村。11月、死者の日を迎え、精霊や人狼、疫病神が村を徘徊。死者は家族の元を訪ね、一緒に食事をしてサウナに入る。貧しい村人たちは使い魔クラットを使役し互いに物を盗み合い、極寒の暗い冬を乗り切ろうと思い思いの行動をとっていた。農夫の娘リーナは村の青年ハンスに思いを寄せているが、ハンスはドイツ人男爵の娘に恋焦がれており、森の中の十字路で悪魔と契約を結ぶ……。
監督、脚本
原作
撮影監督
作曲家
セット・デザイナー
セット・デザイナー
編集
サウンド・デザイナー
プロデューサー
日本語字幕
[c]Homeless Bob Production,PRPL,Opus Film 2017
[c]キネマ旬報社