河野知美
女
『海と日傘』で1996年第40回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家の松田正隆の戯曲を、「海辺の生と死」の越川道夫監督が映画化。6年前に別の男と駆け落ちし今や体を売り孤独に生きる女の前に突如夫が現れ、空白の時間を埋めるように心と体を重ね……。絶望の淵に立つ女と男の再会とただならぬ愛を、「ザ・ミソジニー」の河野知美と、「鬼が笑う」の梅田誠弘を主演に据え描く。河野知美は古山知美名義で企画・プロデューサーも務めた。
かつて盛んだった造船業が急速に衰退した日本。6年前、長崎の佐世保で夫(梅田誠弘)と共に暮らしていた女(河野知美)は、別の男と駆け落ち。瀬戸内海に面した香川県・坂出に流れ着き、今では体を売って孤独に生きている。そんな彼女のもとを、ある雨の晩、夫が突如訪ねてくる。女が暮らす寂れたアパートの部屋で、二人は空白の時間を埋めるかのように語らい、体を重ねるにつれ、時空が歪んでいき……。
監督、脚本
原作
撮影
音楽
美術、装飾
編集
衣装
ヘアメイク
スチールヘアメイク
特殊造形
音響
助監督
制作担当
企画、プロデューサー
スチール
[c]2022松田正隆/屋号 河野知美 映画製作団体
[c]キネマ旬報社