ウィリアム・ホールデン
Lt._William_Calhoun
「サンセット大通り」で若い世代を代表するコンビを演じたウィリアム・ホールデンとナンシー・オルソンを再び共演させる企画。1950年度の犯罪活劇で往年流行した誘拐団と、鉄道警察との闘争を描く。サタディ・イヴニング・ポスト誌所載のトーマス・ウォルシュの原作をシドニー・ボームが脚色、キャメラマンから最近監督に転じたルドルフ・マテがメガフォンをとった。撮影はダニエル・L・ファップ、音楽はアーヴィン・タルボットの担当。上述の主演者2名を助けて、「裸の町」のバリー・フィッツジェラルドの他、舞台出の新人ライル・ベトガー、「大カーニヴァル」のジャン・スターリング、「赤い家」のアイリーン・ロバーツらの新進が顔を揃える。
富豪マチスンの秘書ジョイス(ナンシー・オルソン)は列車の中で拳銃をかくし持った男たちを見、車掌に届け出た。通報を受けたユニオン・ステーションつきの保安刑事カルハーン(ウィリアム・ホールデン)はその男たちがロッカーにしまったスーツケースから、彼らがマチスンの盲目の娘ローナ(アイリーン・ロバーツ)を誘拐したことを知った。果たして誘拐犯は停車場を舞台に10万ドルの身代金要求を突き付けて来たので、鉄道警察は市警のドネリー警部(バリー・フィッツジェラルド)の応援を受けて捜査を開始した。連絡に現われた犯人の1人はカルハーンの追跡にあって市の食肉解体場で惨死してしまったが、次に現われた一味の男から泥を吐かせた結果、ローナはかくれ家に監禁されていることが判った。しかし警官がそこを襲った時、首領のジョー(ライル・ベッドガー)は逸早くローナを連れ停車場の地下トンネルに逃亡した。彼は約束の時間、鮮やかな手段で警察を出し抜き、マチスンから10万ドルをせしめたが、張り込んでいたカルハーンはたちまち追いかけ、かくて暗黒の地下道で烈しい拳銃戦が起こった。ジョーはカルハーンの一弾に倒れ、駆けつけた警官隊は負傷したカルハーンとおびえきったローナを救い出した。地上ではジョイスの手厚い看護がカルハーンを待っていた。
Lt._William_Calhoun
Joyce_Willecombe
Inspector_Donnelly
Joe_Bacom
Marge_Wrighter
Lorna_Murchison
Henry_Murchison
Gus_Hadder
Vince_Marley
Detective_Shattuc
Detective_Gottschalk
Detective_Fay
Detective_Stein
Detective_Ross
Howard_Kettner
Pretty_Girl
Young_Man_Masher
Conductor
監督
脚本
原作
製作
撮影
音楽
美術
美術
編集
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