森下紫温
葉山託生
シリーズ累計発行部数 500万部を超え、映画版も好評を博した人気BL小説「タクミくんシリーズ」を新たに実写映画化。祠堂学院に入学し、日本人離れした美貌のギイと親しくなるタクミ。だが、ギイに思いを寄せる高林泉がタクミに難癖をつけてきて……。出演はミュージカル『テニスの王子様』の森下紫温、「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》 -Cinema Edit-」の加藤大悟、『仮面ライダーゼロワン』の中山咲月。
祠堂学院の受験日、タクミ(森下紫温)は、誰よりもひと際目立つギイ(加藤大悟)と廊下ですれ違い、その出で立ちと日本人離れした美貌に目を奪われる。タクミは人に触れたり、触れられたりすることができない“人間接触嫌悪症”のため、入学後間もなく、クラスの中で変人扱いされてしまう。だが、唯一の仲良しで寮が同室の片倉利久(野口友輔)のおかげで、何とか平穏な高校生活を送っていた。そんな安穏とした生活も束の間、上級生の麻生圭(永島龍之介)から、校内での“祠探し”のイベントに一緒に参加しようと誘われたかと思えば、ギイに好意を持つ高林泉(中山咲月)が、高林の親衛隊と共に難癖をつけてきた。ギイが自分に振り向いてくれないばかりか、変人のタクミを気に掛けていることに嫉妬した高林は、次第にタクミを追い詰めていく。やがて春が訪れ、2年生になったタクミとギイは寮の同室に。これをきっかけに高林が更なる行動を起こし、ついにタクミを攻撃する事件に発展。それに気づいたギイは、タクミを助けようとするが……。
[c]2023 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会
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