ピョートル・ベチャワ
ローエングリン
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で上演されるオペラを映画館で上映するシリーズ2022-23シーズンの1本。絶体絶命の姫を白鳥の騎士が救う、ドイツ建国にまつわる伝説を描いたワーグナーの傑作オペラを、フランソワ・ジラールの幻想的な演出で上演。指揮は、MET音楽監督のヤニック・ネゼ=セガン。出演は、「METライブビューイング2022-23 ジョルダーノ『フェドーラ』」のピョートル・ベチャワ。
10世紀前半、ブラバント公国。国王ハインリヒ1世(ギュンター・グロイスベック)が、東方遠征の兵を募りにやってくる。そこでテルラムント伯爵(エフゲニー・ニキティン)から、世継ぎのゴットフリートを姉エルザ(タマラ・ウィルソン)が殺したと訴えられる。しかし実際は、テルラムントの妻である魔女オルトルート(クリスティーン・ガーキー)が、ゴットフリートを白鳥に変えたのだった。エルザは、夢に現れた騎士がこの窮地から救ってくれると語る。すると、彼女の前に本当に騎士(ピョートル・ベチャワ)が現れ、テルラムントと戦って勝利する。そしてエルザと結婚することになるが、その条件は、自分が誰か絶対に問わないことだった。とろこが、オルトルートに騎士の素性が怪しいと言われ、エルザは動揺し……。
指揮
演出
美術、衣裳デザイン
照明
プロジェクションデザイナー
作曲
振付
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