「幸福な結婚記念日」で第35回アカデミー賞短編実写賞を獲得したマルチアーティスト、ピエール・エテックス監督のオムニバス「健康でさえあれば」(65)から生まれた短編喜劇。ソロキャンプ中に警官に管理の行き届いたキャンプ場に移るよう指示されるが……。ジャック・タチ監督作の縁で知り合い、「幸福な結婚記念日」など多数の作品で組んできた脚本家ジャン=クロード・カリエールが本作でも脚本を担当。オムニバス「健康でさえあれば」(65)の一編だったものの1971年の再編集で外され、2010年にデジタル修復された際に短編として生まれ変わった。ピエール・エテックスが主演も務める。2015年『フレンチタッチ・コメディ!~30年から現在までのフランス映画のコメディ特集~』上映作品(アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュにて開催)。日本では、2022年の特集『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』にて劇場正式初公開。
ストーリー
ある男がソロキャンプをしていたところ、警官に管理が行き届いたキャンプ場に移るよう指示される。しかしそこは有刺鉄線で囲われた中で大勢がキャンプし、まるで強制収容所のようであり……。
スタッフ
監督、脚本
ピエール・エテックス
撮影
ジャン・ボフティ
撮影
ロジャー・フォースター
音楽
ルース・クライン
音楽
ジャン・パイヨー
美術
ジャック・ドヴィジオ
編集
アンリ・ラノエ
字幕
横井和子
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作品データ
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