せかいのおきく:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
せかいのおきく
せかいのおきく
3.8

せかいのおきく

2023年4月28日公開、90分、ヒューマンドラマ
548
187
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

阪本順治が、先進的な循環型社会を実現していた江戸時代を舞台に、オリジナル脚本で贈るモノクロ時代劇。江戸末期を舞台に、貧乏長屋で暮らす、声を失った武家育ちの娘おきくと、社会の最下層で人々の糞尿を売り買いして生きる青年・中次と矢亮の青春物語。出演は「映画 イチケイのカラス」の黒木華、「ホテルアイリス」の寛一郎、「シン・仮面ライダー」の池松壮亮。美術監督として活躍してきた原田満生が発起人となり、気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携し、様々な時代の“良い日”に生きる人々の物語を映画で伝える“YOIHI PROJECT”の劇場映画第1弾。

配信で観る

ストーリー

22歳のおきく(黒木華)は、武家育ちでありながら、今は貧乏長屋で父・源兵衛(佐藤浩市)と二人暮らし。毎朝、便所の肥やしを汲んで狭い路地を駆ける中次(寛一郎)のことをずっと知っている。ある時、喉を切られて声を失ったおきくは、それでも子どもたちに文字を教える決意をする。雪の降りそうな寒い朝。やっとの思いで中次の家にたどり着いたおきくは、身振り手振りで、精一杯に気持ちを伝えるのだった。江戸末期、おきくや長屋の住人たちは、貧しいながらも生き生きと日々の暮らしを営む。そんな彼らの糞尿を売り買いする中次と矢亮(池松壮亮)もまた、“臭い、汚い”と罵られながらも、いつか読み書きを覚えて世の中を変えてみたいと、希望を捨てずにいた。

予告編・関連動画

声を失っても伝えたい思いを鮮やかにモノクロ映像で描く『せかいのおきく』本予告

予告編

2023/2/28(火)更新

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
2023年
製作国
日本
配給
東京テアトル=U-NEXT=リトルモア
初公開日
2023年4月28日
上映時間
90分
製作会社
FANTASIAInc.=YOIHI PROJECT(制作プロダクション:ACCA)
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]2023 FANTASIA
[c]キネマ旬報社