1959年東映入社、「くノ一忍法」で監督デビューし、「まむしの兄弟」シリーズや「木枯し紋次郎」シリーズに加え、「日本暗殺秘録」など、やくざ、任侠、時代劇、文芸、喜劇など多種多様の作品を手がけてきた映画監督・中島貞夫の創作の秘密に迫るドキュメンタリー。2018年に、中島監督が20年ぶりにメガホンを取った映画「多十郎殉愛記」の制作準備・撮影から公開に至るまでのメイキング映像を編集し、中島監督と親交の深い著名人へのインタビューを敢行。映画業界のみならず、各方面から愛される人物像や、京都での映画作り、ちゃんばらへの愛など、“巨匠・中島貞夫”のありのままを映し出す。監督・撮影・編集は、松原龍弥。京都国際映画祭2021、大阪アジアン映画祭2022で上映され好評を博した。
ストーリー
2018年、「多十郎殉愛記」を制作する東映京都撮影所。中島貞夫監督(当時83歳)が、主演の高良健吾や多部未華子たちキャスト、スタッフらと映画を撮っている。その映画作りにかける熱情について、古くからの友人・倉本聰(脚本家)や、かつての仕事仲間・荒木一郎(俳優/作家/歌手)、三島ゆり子(女優)、橘麻紀(女優/歌手)、高田宏治(脚本家)、教え子の熊切和嘉(映画監督)らが語る。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]2022「 遊撃 / 映画監督 中島貞夫」 製作委員会
[c]キネマ旬報社