監督
野澤和之監督による「がんと生きる 言葉の処方箋」に続く処方箋シリーズ第2弾。名古屋の病院で、認知症の人々に優しく音楽を投げかけるふたりの音楽療法士にスポットを当て、音楽と人との深い繋がりの中に新たな希望を見出してゆく姿を追ったドキュメンタリー。出演は音楽療法士の北村裕美子、赤塚望。劇場公開に先駆け、2023年6月『新宿東口映画祭 2023』にて上映。
ストーリー
高齢化の進展とともに認知症患者も増加していくなか、今後人々は認知症とどう付き合って生きていくのかが問われている。特効薬はなく、症状を薬で和らげる、進行を遅らせるといった様々な治療が各地で行われているが、名古屋のある病院では音楽の持つ働きを用いて健康の回復、保持、改善、促進などを行う音楽療法が実践されている。うどん屋を営んでいた夫婦、脳梗塞で半身麻痺になった女性、認知症高齢者グループホームで療養する男性……。そんな彼らに、音楽療法士が優しく音楽を投げかける。相手の病状と人生を鑑みながら適切な音楽療法を施していくと、そこには誰も予想しなかった効果が……。「認知症は治らなくても幸せになる時があればいい」認知症の夫を介護する女性が言い放つ。一般的にはあまり知られていない音楽療法だが、音楽と人との深い繋がりの中に新たな希望が見え始めている……。
スタッフ
撮影
吉田誠
撮影
葛原圭人
撮影監督
堂本昌宏
音楽
合田享生
音楽
T&Kプロジェクト
編集
平井将人
音声
深野千穂
ゼネラルプロデューサー
田寺順史郎
アカデミックプロデューサー
真野俊樹
プロデューサー
赤間敏孝
プロデューサー
上田幸伺
プロデューサー
追分健爾
プロデューサー
並木秀夫
プロデューサー
宮田昌利
プロデューサー
吉野ひとみ
協力プロデューサー
河野義勝
MA
竹山公一郎
制作
沼澤信明
技術協力
川口良美
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]2025 年問題映画製作委員会
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