「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のガブリエーレ・マイネッティによる長編第2作。第二次世界大戦下のイタリア。特殊な異能力を持つが故に世間に馴染めず肩を寄せ合って生きてきたサーカス団の仲間たち5人は、ナチス・ドイツ軍との壮絶な闘いに巻き込まれてゆく。出演は「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のクラウディオ・サンタマリア、Netflix『ムッソリーニの財宝を狙え』のピエトロ・カステリット。
ストーリー
第二次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長イスラエル(ジョルジョ・ティラバッシ)率いる5人の小さなサーカス団“メッツァ・ピオッタ”。光と電気を操る少女マティルデ(アウロラ・ジョヴィナッツォ)、アルビノの虫使いチェンチオ(ピエトロ・カステリット)、多毛症の怪力男フルヴィオ(クラウディオ・サンタマリア)、磁石人間の道化師マリオ(ジャンカルロ・マルティーニ)たちは、その特殊能力のせいで普通に暮らすことができず、家族のように肩を寄せ合って暮らしてきた。そんななか、イタリア国内にもナチス・ドイツの影が忍び寄る。なんとか戦火を逃がれ、皆をアメリカへ脱出させようとしていたイスラエルだったが突如姿を消してしまい、マティルデが団長を探し出そうと奔走する。一方、フルヴィオら3人は仕事を求め、ベルリン・サーカス団の門を叩く。そこはド派手なパフォーマンスが話題のナチス・ドイツの陽気な広告塔だが、団長のフランツ(フランツ・ロゴフスキ)は、裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返していた。そんなフランツとの出会いは、“メッツァ・ピオッタ”の仲間たちをナチス・ドイツ軍との壮絶な戦いへと導いてゆく……。
スタッフ
監督、脚本、製作、音楽
ガブリエーレ・マイネッティ
脚本
ニコラ・グアリャノーネ
製作
アンドレア・オッチピンティ
製作総指揮
ヤコポ・サラチェーニ
共同製作
ジョゼフ・ルーチョフ
共同製作
ジーン=イーブ・ルウビエン
共同製作
イザベッラ・オルシーニ
撮影
ミケーレ・ダッタナスィオ
音楽
ミケーレ・ブラガ
美術
マッシミリアーノ・ストュリアーレ
編集
フランチェスコ・ディ・ステファノ
衣裳デザイン
メリ・モンタルト
録音
ミルコ・ペリ
字幕翻訳
高橋彩
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Freaks Out
- 映倫区分
- R15+
- 製作年
- 2021年
- 製作国
- イタリア=ベルギー
- 配給
- クロックワークス
- 初公開日
- 2023年5月12日
- 上映時間
- 141分
- 製作会社
- Goon Films=Lucky Red=Rai Cinema
[c] 2020 Goon Films S.r.l. - Lucky Red S.r.l. - Gapbusters S.A.
[c]キネマ旬報社