グアンタナモに収監された無実の息子を取り戻すために闘ったドイツの母の実話に基づく物語。監督は『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』(18)などで知られるアンドレアス・ドレーゼン。ドイツのコメディアン メルテム・カプタンが映画初主演を務める。第72回ベルリン国際映画祭では、主演俳優賞、脚本賞の銀熊賞のW受賞を果たしている。
ストーリー
2001年、アメリカ同時多発テロが起きた1ヶ月後。ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民一家の母ラビエ・クルナス(メルテム・カプタン)は、旅先でタリバンの嫌疑をかけられた長男ムラートが、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地の収容所に収監されたことを知る。ラビエは無実の息子を救おうと奔走するが、警察も行政も力になってくれない。ラビエは藁にもすがる思いで、電話帳で見つけた人権派弁護士ベルンハルト・ドッケ(アレクサンダー・シェアー)の元を訪れる。そこでアドバイスを受けた彼女は、アメリカ合衆国最高裁判所でジョージ・W・ブッシュ大統領を相手に訴訟を起こすことに……。
キャスト
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Rabiye Kurnaz gegen George W. Bush
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2022年
- 製作国
- ドイツ=フランス
- 配給
- ザジフィルムズ
- 初公開日
- 2024年5月3日
- 上映時間
- 119分
- 製作会社
- Pandora Film Produktion=Iskremas Filmproduktion=Cinema Defacto=Norddeutscher Rundfunk=Rundfunk Berlin-Brandenburg=Bayerischer Rundfunk=Radio Bremen=ndr/ ARTE=ARTE France Cinema
[c] 2022 Pandora Film Produktion GmbH, Iskremas Filmproduktion GmbH, Cinéma Defacto, Norddeutscher Rundfunk, Arte France Cinéma
[c]キネマ旬報社