マルグリット・イヴリン・ニュートン
Lia Rousseau
「食人族」のブルーノ・マッティことヴィンセント・ドーン監督が1980年に放ったイタリアのゾンビ映画。無数の死霊軍団との壮絶な戦い、内臓がこぼれ落ち眼球が飛び出す残虐地獄が繰り広げられる。ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」(1978年)の大ヒットに便乗した企画で、スペインのプロデューサーから依頼されたとのことだが、ドーンの貪欲な映画魂が光るカルト映画となっている。日本では長らく劇場未公開だったが、『カリコレ2023/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023』にて4Kリマスター版で日本初公開。
パプアニューギニアの奥地にある巨大化学薬品工場「ホープセンター」では、「スイート・デス計画」という実験が進められていた。だがある日、事故によって開発中の化学ガスが漏洩する事故が発生する。流出したガスに汚染された職員や住民はみな、血肉を求めるゾンビと化していった。一方、汚染を広げる工場の閉鎖を訴え米国領事館に立てこもるテロリストを殲滅した特殊部隊チームは、政府の密命を受けて凶事の震源地であるホープセンターへの潜入を試みる。スクープを狙う女性リポーターのリアと助手のカメラマン、マックが合流し、一行はジャングルの奥深くへと進んでいく。だが、そこにはゾンビが生者を引き裂き、貪り食う凄惨な光景が広がっていた。
監督
脚本、原案
脚本
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集