ジョン・ハワード
Eddie_Warren
「さらば海軍兵学校」「航空十三時間」のジョン・ハワード、「学生怪死事件」「1936年の大放送」のウェンディー・バリー、「ロジタ(1936)」のウィリー・ハワード、「恋のナポリ」ノベニー・ベイカー、「少年ドン・キホーテ」のエリーナ・ウィットニー、「ロイドの牛乳屋」のジョージ・バービア、「薔薇はなぜ紅い」のロバート・カミングス等が共演する映画で、「月宮殿」のシッグ・ハージッグと「今宵は二人で」のジェーン・ストームが協力して原作脚色し、「極楽兵隊さん」のレイ・マッケリーが監督し、「少年ドン・キホーテ」「ルムバ」のハリー・フィッシュベックが撮影した。なおサミュエル・シャインツ、ベニー・バートレット、キャサリン・ドゥセット等が助演している。
ケロ石鹸主宰のラジオのアマチュアコンクールが開かれた。未来のスターを夢見て集まってきた面々は、アイスクリームのセールスマンをしているエディ・ウォーレンとその相棒ジミイ。ジミイの恋人でタップ・ダンサーのバブルス。オペラ歌手志望のトニイ・パガノ。その上ケロ石鹸の社長カルヴィン・ケラーの愛嬢マリオンまで申し込んでいた。彼等はある朝申込の場所に集まった。マリオンはわざと粗末な服装をしていたので、何処あかの女店員位に考えたエディは気軽に話しかけて2人は友達になった。マリオンには父の決めた上流社会の青年ゴードンと言う許婚があったが、元気で野心家のエディの方が好きになったので、ゴードンの方を素っぽかしてエディと合っていた。コンクールが開かれ、エディとマリオンのデュエットは第1等の成績を納めたが、社長は娘が芸人になることを許さなかった。しかしマリオンは自分の独力で生活して行きたいと思ったので、心の中では断念しなかった。そのうちに父親とゴードンの出現からエディは彼女の身分を知って非情に怒った。遂々彼は石鹸会社の放送を止めて、アイスクリーム会社の方に出演することになった。すると石鹸会社の宣伝放送はたちまち不振に陥ったので、今更のようにエディの人気に驚いて、彼を再び帰そうと思ったが、彼はなかなか受け入れなかった。どうにも仕方なくなった社長はジミイとバブルスに頼んで、エディとマリオンの仲を認めると言った上、やっと彼を復帰させることが出来た。こうしたゴタゴタの間に、番組を中断しないようにオペラ歌手志望のトニイ・パガノまで引っ張り出され、彼は長年の夢想が叶って公衆の前で「リゴレット」を得意になって歌った。その後にマリオンとエディはマイクの前に進んだ。放送は大成功を納め、2にんはマイクの前で永遠の愛を誓った。
Eddie_Warren
Marion_Keller
Jimmy
Bubbles
Tony_Pagano
Calvin_Keller
Benny
Dave
Mrs._Waldo-Walker
Coronel
Gordon
Kid_Pianist
Miss._Waterbury
Perkins
Mr._Davis
監督
撮影
アソシエイト・プロデューサー
作曲
作曲、作詞
作詞
作詞
作詞
脚色
脚色
[c]キネマ旬報社