東京・歌舞伎町のホテルの23階から9歳の我が子を突き落とした母親の事件がきっかけとなって製作された新感覚の社会派Jホラー。監督は「みえない汚染」「アジア犬肉紀行」「動物愛護法」などのドキュメンタリー映画を制作してきた北田直俊。モンスター映画をひとりで製作している賢治を演じるのは、多くの舞台で活躍中の柳内佑介。賢治が手を差し伸べる9歳の少女・樹梨杏を、数々のCMやドラマに出演するAIRI。精神疾患をもつ母親を「お元気ですか?」「デリバリー」のベテラン女優、山野はるみが演じている。
ストーリー
たった一人でモンスター映画を制作している男・賢治は、ある日、町を彷徨っていた9歳の少女・樹梨杏と出会う。やがて二人は親しくなるが、どうやら少女は学校にも通っていないらしい事実をつかむ。さらに、極度の精神疾患を患った母親から虐待を受けていることも判明。賢治は、思い悩んだ末に監視用の犬型のおもちゃを少女に手渡し、母親から虐げられたときは録画スイッチ を入れて撮影するように言い聞かせる。後日、樹梨杏から受け取った犬のおもちゃには、目を覆うほどの衝撃的な映像が残されていた。
キャスト
スタッフ
監督、脚本、原案、企画
北田直俊
脚本
アーサー・ナンス
脚本
大春ハルオ
撮影、制作担当
白石みち
編集
汪権吏
メイク
和田育美
特殊メイク
山田結香
怪物造形
東友規
録音
亜蘭純士
助監督
工藤修司
助監督
藤澤洋介
助監督
磯谷好美
助監督
河村昇慶
制作担当
渡邉康恵
デザイン
稲田志野
挿入歌