アマリア・カッサイ
María / Ana / Pedro
第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門カリガリ映画賞、第42回アヌシー国際アニメーション映画祭審査員賞など数々の賞を獲得したチリ発ストップモーションアニメ。森の中の一軒家に逃げ込み2匹の子ブタと出会ったマリアに、悪夢のような出来事が起き……。クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャが監督・脚本・美術・撮影・編集といった作品制作の大部分を手がけ、企画から完成まで5年の歳月をかけた。1960年代にチリに設立されたドイツ系移民のコロニー、コロニア・ディグニダから着想を得ている。同時上映は、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャが本作の次に手がけた短編「骨」。
美しい山々に囲まれたチリ南部にあるドイツ人コロニー。“助け合って幸せに”をモットーにするこのコロニーに住む動物好きの娘マリアは、ある日ブタを逃がしてしまい、厳しく罰せられ、耐えきれずに脱走。逃げ込んだ一軒家には2匹の子ブタがおり、マリアは子ブタにペドロとアナと名前を付け、世話していく。しかし穏やかな日も束の間、森の奥から彼女を探すオオカミの声が聞こえはじめ、マリアが怯えていると、子ブタは恐ろしい姿に変わり、家は悪夢のような禍々しい世界と化す。
監督、脚本、製作、美術、アニメーション
監督、脚本、製作、美術、アニメーション
脚本
製作、製作総指揮
製作総指揮
美術
音響効果
字幕翻訳
[c] Diluvio & Globo Rojo Films, 2018
[c]キネマ旬報社