リー・リンウェイ
シーナン/シーラン
ヒトの6つの性(染色体の性、性腺の性、内性器の性、外性器の性、性同一性、法律上の性)のうち、染色体、性腺、内性器、外性器のいずれかが非定型的な先天的体質である性分化疾患を題材にした人間ドラマ。14歳の少年シーナンは検査の結果、性分化疾患と診断され、両親は疾患のことを隠したままシーナンに女性化の手術を受けさせる。監督は、本作が初長編作となるリリー・ニー。Netflixオリジナルドラマ版『返校』のリー・リンウェイが、少年から少女に変化し自分の生き方やアイデンティティに葛藤する14歳を演じる。2021年大阪アジアン映画祭第16回特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》にて上映され(映画祭題「人として生まれる」)、リー・リンウェイが薬師真珠賞を受賞した。
2008年、14歳の少年シーナンは激しい腹痛に襲われ、血尿と貧血に悩まされるようになり、両親と共に病院へ。シーナンは性分化疾患であることが判明し、両親はシーナンに疾患のことを告げずに女性化する手術を受けさせてしまう。手術後、男性を自認していたシーナンは体が女性になっており、その事実を受け入れることができずに葛藤。それでもシーランと名を変え女性として新しい街で生活し始めるが……。
監督、脚本
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
編集監督
衣裳デザイン
照明
音響効果
ラインプロデューサー
字幕
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