ベン・ジョンソン
Travis
メリアン・C・クーパーとジョン・フォードのアーゴシー・プロの製作になる1950年度作品。「レッド・リヴァ」のフランク・S・ニュージェントがパトリック・フォードと協力した脚本を、「わが谷は緑なりき」のジョン・フォードが監督した。撮影は「モホークの太鼓」のバート・グレノン、音楽は「駅馬車(1939)」のリチャード・ヘイゲマン。主演は「彼女は黄色いリボンをつけていた」のベン・ジョンソン、ジョアン・ドルー、ハリー・ケイリー・ジュニア。「若き日のリンカン」のワード・ボンド、「荒野の決闘」のアラン・モーブレイとフランシス・フォード、ルース・クリフォードらが共演する。
1871年、モルモン教徒の開拓者の幌馬車隊が、ユタとアリゾナの境、サン・フワンに新しい土地を求めて出発した。トレイヴィスとサンディの護衛で、一隊は自然の障害をものともせず進んだ。途中一行は飢えた見世物師の一団を拾い上げた。一団中の踊子デンヴァアはトレイヴィスにほのかな好意を寄せた。一行がインディアンのナヴァホ族と交歓している時、町の金庫を襲って逃れた悪漢の一味が食物を求めて来た。一味の1人がインディアン娘を犯したので、教徒は彼に制裁を加えたが、このため一味はたえず一行につきまとうようになり、ついに行進の主導権を握ってしまった。役人が追って来た時も、彼らは教徒を脅迫して白をきらせた。最後の山越しがほとんど完了した時、悪漢は教徒の長ウィッグスを殺そうとした。サンディはかくし持った拳銃で悪漢を倒し、トレイヴィスとウィッグスの機敏な協力で、一味を全滅させた。今、新天地は彼らの前に開けている。
Travis
Denver
Sandy
Elder_Wiggs
監督、製作
脚本
脚本
製作
撮影
音楽
音楽
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