ジョエル・マクリー
Will_Owen
「赤い唇」のリチャード・ゴールドストーンが1950年に製作したテクニカラー色彩の西部劇で、アーヴィング・ラヴェッチの原作及び脚本から「午後の喇叭」のロイ・ローランドが監督に当たった。撮影はチャールズ・エドガー・シェーンバウム、音楽はアンドレ・プレヴィン。「スパイ(1952)」のジョエル・マクリーが主演し、以下「土曜は貴方に」のアーレン・ダール、「悪人と美女」のバリー・サリヴァン、「ジャバへの順風」のクロード・ジャーマン・ジュニア、「コマンド」のジェームズ・ウィットモア、ラモン・ノヴァロらが助演する。
南北戦争末期。北軍の捕虜収容所に収容されていたウィル・オウエン(ジョエル・マクリー)、ジェシー・ウォレス(バリー・サリヴァン)、クリント・プリースト(ジェームズ・ウィットモア)の3人は水浴に出された隙に脱走し、途中南軍のゲリラ隊に遭遇した。首領キーリーは隊に加わるかさもなくば死を選ぶか迫り、3人はやむなく加入を約した。そしてキーリーの部下バイとともにサンタ・フェに向かった。サンタ・フェからセント・ルイスへ幌馬車隊が出発することになっており、北軍に収める100万ドルの黄金が積み込まれていた。彼らはこの幌馬車隊をキーリーの一隊が待ち伏せている地点へおびきこむ使命を与えられていたのだ。ウィルたちはサンタ・フェでインディアンに襲われている幌馬車隊を救い、まんまと先導役に雇われることに成功した。ウィルとジェシーは幌馬車隊に加わっている未亡人ジャン(アーレン・ダール)をめぐって恋を争うようになった。幌馬車隊がアーカンソー河についたとき河は豪雨のため増水しており、ジャンの義弟ロイは激流に呑みこまれて一命を失った。困苦と危険をへて一行がミズーリに到着したとき、南北戦争終結の報が伝わった。ウィルとジェシーはキーリーの待つ地点へ行くか否かで争い、ジェシーはキーリーの許に走った。キーリーの一隊は直ちに幌馬車隊を襲撃してきたがウィルの活躍でゲリラ隊は潰滅し激戦中にジェシーは一命を落とした。ウィルとジャンは晴れて結ばれた。
Will_Owen
Jan-Gort
Jesse_Wallace
Roy_Gort
Clint_Priest
Don_Antonio_Chaves
Keeley
Bye
Father_Damasco
監督
脚本、原作
製作
撮影
音楽
美術
美術
編集
録音
テクニカラー・カラー・コンサルタント
テクニカラー・カラー・コンサルタント
[c]キネマ旬報社