ビング・クロスビー
Bob_Wallace
パラマウントの新方式映画ヴィスタビジョンの第1回作品で、アーヴィング・バーリンの原案作詞作曲になる色彩ミュージカル。製作は作曲家出身のロバート・エメット・ドーラン(「聖メリイの鐘」)で、「青いヴェール」のノーマン・クラスナと「あの手この手」のティーム・ノーマン、パナマ=メルヴィン・フランク3名の合作のシナリオから「エジプト人」のマイケル・カーティスが監督した。撮影は「巨象の道」のロイヤル・グリグス。「失われた少年」のビング・クロスビー、「あの手この手」のダニー・ケイ、「楽しき我が家」のローズマリー・クルーニー、「土曜は貴方に」のヴェラ・エレン、「聖衣」のディーン・ジャガー、メアリー・ウィクス、ジョン・ブラッシア、アン・ホイットフィールドらが出演。
1944年冬。有名な人気歌手のボブ・ウォレス大尉(ビング・クロスビー)や芸人のフィル・デイヴィス(ダニー・ケイ)の属するアメリカ陸軍の第151部隊は前線でクリスマスを迎えたが、部隊長ウェイヴァリー少将が転任と決まったので一同の表情は淋しそうだった。そのとき敵機の爆撃が始まり、ボブは危いところをフィルに救われた。戦争が終わり、除隊したボブとフィルはティームを作って舞台に出、大成功を収めた。2人は更にティームを強化しようとしてマイアミのナイトクラブに出演しているベティ(ローズマリー・クルーニー)とジュディ(ヴェラ・エレン)を見に行き、たちまち、ボブはベティが、フィルはジュディが気に入って、2人をヴァーモント州パイン・トリーへスキーに行こうと誘った。4人がパイン・トリーに着くと、まだ雪がなく、しかもがら空きのホテルの主人はウェイヴァリー将軍だった。ボブは将軍自ら下働きする姿を見るに忍びず、客集めにホテルでショーを催す計画を立てた。ボブに呼び寄せられて芸人はぞくぞく集まってきた。ボブとベティは互いに好き合っていたが、どっちも口に出しては言えなかった。ボブが将軍には内緒でニューヨークへ行ってテレヴィに出演し、旧第151部隊の将兵にホテルへ来るよう呼びかけたのを、ベティはショーの宣伝に将軍を利用したものと誤解して一座から去っていった。やがてクリスマス当日、ボブ以下一同は軍服を着て将軍と対面した。そこへ誤解のとけたベティも駆けつけ、折りから降り出した雪のなかに“ホワイト・クリスマス”のショーが幕を切っておとされた。そして、ボブはベティと、フィルはジュディと抱き合った。
Bob_Wallace
Phil_Davis
Betty
Judy
General_Waverly
Emma
Joe
Susan
Adjutant
General's_Guest
Landlord
Albert
Novello
Asst.Stage_Manager
Ed_Harrison
General_Carlton
Maitre_d'Hotel
Sheriff
Conductor
Fat_Lady
Doris
Station Master
Conductor
Jeep Driver
Girl
Asst.Dance_Directors
Asst.Dance_Directors
Asst.Dance_Directors
Asst.Dance_Directors
監督
脚本
脚本
脚本
製作
撮影
音楽、作詞
音楽監督
美術
編集
音楽演奏
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