デニス・クエイド
Tuck_Pendelton
マイクロ・チップによってミクロ・サイズに縮小され体内に入った探査艇の冒険を描いたSFXファンタジー。監督は「グレムリン」のジョー・ダンテ、製作はマイケル・フィネル、エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーヴン・スピルバーグ、ピーター・グーバー、ジョン・ピータース、共同エグゼクティヴ・プロデューサーはフランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ、チップ・プローザーの原案を本人とジェフリー・ボームが共同で脚本を執筆、撮影はアンドリュー・ラズロ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、視覚効果スーパーヴァイザーはデニス・ミュレンが担当。出演はデニス・クエイド、マーティン・ショートほか。日本版字幕は戸田奈津子、言語アドバイザーはビートたけし。
サンフランシスコのべクター・ラボ研究所で今、世紀の大実験が行なわれようとしていた。元パイロットのタック・ペンドルトン(デニス・クエイド)が実験用ポッド<探査艇K2>に入り、科学者オジー・ウェクスラー(ジョン・ホラ)の合図に従って今しも縮小化されウサギの体内に入ろうとしていたのだ。2枚のマイクロ・チップのうち1枚が探査艇に組み込まれ、残りの1枚はコンピュータ内部にセットされた。が、そのとき、ケンカー博士(フィオナ・ルイス)率いるスパイ団が所内に乱入、セットされていたマイクロ・チップが盗まれた。彼はこの計画を横盗りしようとしていたのだ。オジーだけが辛くも逃げだしたが殺し屋アイゴー(ヴァーノン・ウェルズ)に撃たれて息たえだえとなり、その直後、出会い頭にぶつかったジャック・パター(マー・チン・ショート)のお尻に注射器を刺してしまう。こうしてタックが乗り込んだ探査艇は注射器を通してジャックのお尻から本人の体内へと入ってしまう。自分が人間の中に入ったことなど知る由もなかったタックだが、モニターを使って外界を見てようやく事の重大さに気づいた。許容酸素量は24時間しかないのだから、速くこのことをジャックに知らせなければ脱出できなくなってしまう。その頃、マーガレット博士の研究所では黒幕のスクリムショー(ケヴィン・マッカーシー)らが、探査艇をぶち込まれたのがジャックであることをつきとめ、ジャック誘拐の指令がアイゴーに下った。探査艇に組み込まれたマイクロ・チップを奪い、手もとにあるそれを合わせ新たな実験を行なおうとしていたのだ。ジャックの体内のタックは中耳まで探査艇を移動させて本人とのコンタクトに成功、かつての恋人であるジャーナリスト、リディア・マックスウェル(メグ・ライアン)と連絡するよう指示するが、偶然にも今彼女が取材しようとしていた不思議なカウボーイ(ロバート・ピッカード)こそスクリムショーと接触しマイクロ・チップを入手しようとしていた人物だった。タックを元の身体に戻すには2枚のマイクロ・チップが必要で1枚は探査艇に組み込まれ、もう1枚はスクリムショーの手にあったのだ。それを手に入れるために、ジャックとリディはカウボーイをマークするのだった。しかし敵もさるものでアイゴーをミクロ化して探査艇のマイクロ・チップを奪おうとジャックの体内に送り込んでくる。体内では壮絶な一騎討ちが始まった。タックはアイゴーを胃の中に誘い胃液で溶かしてしまう。そしてタックはジャックのくしゃみと共にようやく体内から脱出することができた。
Tuck_Pendelton
Jack_Putter
Lidia_Maxwell
Scrimshaw
Dr.Margaret
監督
脚本
脚本
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
特殊効果
字幕