スティーヴ・グッテンバーグ
Sgt._Mahoney
母校ポリス・アカデミー廃校の危機に立ち上がるダメ・ポリス軍団ポリス・アカデミーのOBたちの破天荒ぶりを描くギャグ・コメディ。製作はポール・マスランスキー。監督は前作に引き続きジェリー・パリスでこれが彼の遺作となった。ニール・イズラエルとパット・プロフトの創造したキャラクターを基にジーン・クインターノが脚色。撮影はロバート・サッド、音楽はロバート・フォークが担当。出演はスティーヴ・グッテンバーグ、ババ・スミスなど。
マホニー(スティーヴ・グッテンバーグ)、ジョーンズ(マイケル・ウィンスロー)、ハイタワー(ババ・スミス)、タックルベリー(デイヴィッド・グラフ)ら、ドジなポリス軍団が巣立ったラサール(ジョージ・ゲーンズ)が校長をつとめるポリス・アカデミーが、廃校するかもしれないという情報が流れた。以前より署長の座を狙っていたモーザー(アート・メトラーノ)がもう1つのポリス・アカデミーの校長におさまった。ところが州の緊縮財政により、ラサール校長のものかモーザー側かどちらか1つが閉校しなくてはいけないというのが事の真相だ。教え子たちに助けを求めるラサール校長に応えてOBたちがかけつける。州では、両校に優秀性を競わせ、決定は評定委員会にゆだねるという。両校の競争に備え、さっそくラサールのチーム特訓がはじまった。しかし、OBたちに加える強力な力となるはずの新人たちが、またまたとんでもない連中ぞろい。ギャングから転職したゼッド(ボブキャット・ゴールドスウェイト)、タックルベリーの粗暴な義弟バド(アンドルー・パリス)ら、頭の弱い連中ばかり。さて、ラサール・チームの特訓が始まった。警察犬の手ほどきをするのは、犬以上に狂暴なハイタワー、クンフー風空手はジョーンズと、それぞれ大ハリキリ。一方、美人新入生カレン(ショーン・ウィーザリー)を口説いていたマホニーは、モーザーがスパイをラサール・アカデミーに潜入させた企みをキャッチ、2派の争いは激しさを増す。そんな頃、ヨット・ハーバーでトロフィーが盗まれるという犯罪が発生、ラサール側のヘッジズとモーザー側のバクスターが悪党アックス・マーダラーに捕まってしまった。彼らを救うためにラサール・アカデミーの面々がかけつける。ラサール自らも乗り込み、その大活躍ぶりを評定委員達が目撃、ラサール側は、警察学校のサバイバル戦にもめでたく勝利を収めるのだった。
Sgt._Mahoney
Sgt._Hightower
Sgt._Tackleberry
Sgt._Jones
Sgt._Hooks
Lt._Callahan
Lassard
Commandant_Mauser
監督
脚本
キャラクター創造
キャラクター創造
製作
撮影
音楽
編集
字幕
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