山下万希
副島祐樹
佐賀映画制作プロジェクトチームが製作した長編映画。タイトルは佐賀の方言で“かさぶた”のこと。ままならない日常を捨て、深い森へと逃げ込んだ高校生の祐樹は、押し付けられたルールのない世界で生きる、数奇な人々による自給自足のコミュニティと出会う。監督・脚本は、「シン・ゴジラ」の助監督をはじめ国内外のCMやドラマを手がけるÜ Inose。セビリアIndie映画祭助演女優賞・アクション映画賞、FICIMAD最優秀映画編集賞、ARFF Paris International Awards最優秀作品賞、Madrid Film Awards最優秀脚本賞受賞。
佐賀県の片田舎で、大学受験を控えた高校三年生の副島祐樹は、うまくいかない人間関係や成績不振、出来のいい弟と比較される日々に焦りを募らせていた。そして、迎えた大学入学共通テストでカンニングしたことがばれてしまい、すべてを捨てて深い森へと逃げ込む。そこで、自己責任の名のもとに、押し付けられたルールのない世界で生きる数奇な人々のコミュニティと出会う。彼らは川の水を汲んで運び、山の獣を狩って自給自足の暮らしを営んでいた。野良妊婦のソル、コミュニティで生まれ育ち力比べだけに情熱を燃やすアキ、両親に愛されなかった心の傷を隠してセックスに逃げようとするサクなど、欠陥だらけで変人揃いの曲者たちと共同生活をするうち、祐樹に少しずつ変化が表れる……。
副島祐樹
監督、脚本
製作、総合プロデューサー、プロデューサー
製作
製作
製作
撮影
美術
編集
照明
サウンドデザイン
プロデューサー