夏が来て、冬が往く
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夏が来て、冬が往く

2024年12月27日公開、98分
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中国の海辺の町を舞台に、家の都合で養子に出された三女の心の軌跡と家族愛を描くヒューマンドラマ。実父の死をきっかけに生家を訪ねたジャーニーは、自分には二人の姉と弟がいて、次女と自分が養女に出されていたことを知り、過ぎし日に想いをめぐらせる。日本の大学で映画製作を学んだ経験を持つポン・ウェイ監督による長編デビュー作。脚本制作や撮影は中国で、仕上げ作業は日本で行われた。東京国際映画祭2023「東京・中国映画週間」新鋭監督賞受賞。

ストーリー

中国・深圳の貿易会社で働く28歳のジャーニー(シュエ・ウェン)は、結婚を機に家を購入するかどうかで恋人ジーユエン(スン・シューボー)と意見が合わず、彼からのプロポーズの返事を先延ばしにしていた。そんなある日、生き別れになっていた実父が亡くなったとの知らせを受けたジャーニーは、葬儀に参列するため生家を訪ねる。初めて会う実母サンシー(ワン・ヤージュン)、初めて会う二人の姉ウェンフォン(ゼン・ユンジェン)とシャオリー(チェン・ハオミン)、そして弟のウェンロン(ワン・チー)。長女ウェンフォンは生家で過ごしてきたが、次女シャオリーはジャーニーと同じく養子に出されていた。海に臨むのどかな村で、互いの心を癒しながら日々を過ごす三姉妹。時折、ジャーニーは幼い頃の養父シャオバオ(ヤン・ハンビン)とのささやかな時間を思い出し、家族や家のことを改めて考え始める。やがて、ジャーニーは実母が自分を探したのは、別の目的があったと知り……。

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作品データ

原題
夏来冬往
製作年
2023年
製作国
中国
配給
アークエンタテインメント
初公開日
2024年12月27日
上映時間
98分
製作会社
MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD.

[c]MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD.
[c]キネマ旬報社